ゼロから始めるSEO(第6回) 戦略的なキーワード選定を身に着け最短距離を突き進む

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ゼロから始めるSEO 第6回です。
これまでの5回を経て主にキーワード選定の重要性について学んできました。
今回はキーワード選定においてまとめとなる記事になります。

タイトルに戦略的という言葉をあえて入れましたが、タイトルやH2タグにはキーワードを入れよう、内部リンクは無理なく自然な流れで貼ろう、などのテクニックは言わば戦術です。

今回はいかに戦える土俵で陣を構えるかという『戦略』を研ぎ澄ます方法です。

優れた戦術は、効果的な戦略の上で最も威力を発揮します。
大事なのは戦術ではなくまず戦略ありき、です。

以下の3つの指標を念頭においてキーワード選定を進めていきましょう。そうすると無駄な記事を執筆することなく、成果を出すまでの最短距離を辿っていけると思います。

[その1]
キーワードは自作せずに実在するもの(過去に検索実績のあったもの)を選びます。


[その2]
商標キーワード、悩みキーワード、欲求充足キーワードのどれか
かつロングテールキーワードで探し、記事を執筆します。

[その3]

そのキーワードで実際に検索をかけてみて、競合サイトがどのようなものか調べます。

今回の記事は上記の理由があいまいな方へ向けて書いています。
きちんと説明が出来ない、おぼつかない方は再確認しておくことを強くお勧めします。では、順に確認していきますね。

キーワードは自作せずに実在するもの(過去に検索実績のあったもの)を選びます

キーワードを自作して記事を執筆してしまう初心者の方が一定数います。これがなぜやってはいけないことなのか、についてお話します。

ニーズそのものがないキーワードで記事を書くことは、費やす時間や熱意も意味のないものになってしまう可能性を含んでいます。

総工費が数百億円もの大金をかけてものスゴいリゾート施設を作ったとしても、太平洋のど真ん中の無人島にひっそりと建築してもお客さんの訪問は見込めませんよね。
そもそも存在すら知られないていない状況だとどうなるかは議論の余地はありません。

ワンチャン、広告をたくさん打てば認知され、現地直行の飛行機が仮に運航されたりしたらスゴいことになる可能性は否定できませんが、初心者が辿るルートとしてはかなりハードルが高いですよね。

過去に検索されたキーワードはサジェストキーワードやYahooの虫眼鏡ツールを利用することで知ることが出来ます。

>>サジェストキーワードについてはこちらの記事
>>Yahooの虫眼鏡ツールについてはこちらの記事

商標キーワード、悩みキーワード、欲求充足キーワードのどれか
かつロングテールキーワードで探し記事を執筆します。

ゼロから始めるSEO

サジェストキーワードや虫眼鏡ツールを利用して過去に検索されたキーワード群の中から上記を選んでいきます。それぞれ見ていきましょう。

商標キーワードを狙うと初心者は良いです

・購入する意図がないと、そもそもそのワードで検索しません。
・最後の一押しが必要な心理状態である場合が多いです。
・実際に使ってみたレビュー記事は信頼性があるので尚良いです。
・他の似たような競合商品との比較記事も良いです。

悩みキーワードを狙うと初心者は良いです

・インターネットとの相性が一番いいのはこの悩みキーワードです。
周りにカミングアウトしずらい様な悩みであればある程、インターネット上で情報収集や改善を見込める商品を購入しやすい傾向があります。
・同じような悩みを共有、未来をイメージさせてあげられる様な記事を書くように心がけるとユーザーの気持ちに寄り添いやすいです。
・権威性のあるデータや画像などを利用して百聞は一見に如かず、な記事が良いです。

欲求充足キーワードを狙うと初心者は良いです

・〇〇したい、〇〇みたいになりたい という欲求を満たしてあげられる記事を執筆できると良いです。
・欲求は人間の本能なので、3大欲求(食、睡眠、性)や衣食住など複数のメリットへアプローチできると成約につながりやすいです。
・欲求はなぜ生まれるのか、を深堀しますと人と自分を比べたときに欲求は生まれます。そうしたストーリー仕立てにコンテンツを構成していくことで、共感を得られやすいです。

ロングテールキーワードを狙うと初心者は良いです

・ビッグキーワードを狙っても競合が強すぎて埋もれてしまう可能性はほぼ100%です
・ロングテールキーワードを狙うことで、競合が少ない処で戦うことが出来ます
・ユーザーの検索意図が分かりやすいです(記事を書きやすい)

>>商標、悩み、欲求充足キーワードについてはこちらの記事
>>ロングテールキーワードについてはこちらの記事

キーワード候補を選んだら、実際にそのキーワードで検索してみましょう

ラーメン店を出店するにしても、人の流れがどれくらいあって近隣の競合がどのようなラーメンをどれくらいの価格で出していて、1日にどれくらいの収益が出てそうだな、というマーケティングをせずに出店はまずしないです。

よっぽど潤沢な資金があって、金持ちの道楽であれば構わないかもしれませんが。

検索結果から、SEO順位が良いサイトから一覧で出てきます。注目すべきは以下です。

[1]Yahoo知恵袋や教えてGoo などが上位に表示される場合は戦う余地あります
[2]ものすごい作りこまれたサイトばかりであるなら避けます

[1]Yahoo知恵袋や教えてGoo などが上位に表示される場合は戦う余地があります

そのキーワードは大当たり、ブルーオーシャンと言っても過言ではありません。
個人サイトがどのような内容で記事を構成しているのかを確認し、もう少しでも有益な情報を提供できるように意識して記事を執筆しましょう。

[2]ものすごい作りこまれたサイトばかりであるなら避けます

記事数が数百件、さらにとても見やすいサイトばかりが検索上位に並んでいる場合はドメインパワーが育っているサイトである可能性がとても高いです。同じ土俵で戦うのは厳しいです。

ちょっと計り知れない場合は、ウーバーサジェストを利用してみましょう。
ただ、回数制限がありますのでご注意を。(有料登録すれば回数は無制限で調べられます)

ウーバーサジェストの回数制限が残っていたら、競合サイトのパワーがどれくらいなのかを調べてみましょう。SDの背景が水色であったのならSEO上の競合難易度は低い、ということを表していますので戦う価値はあります。

>>競合調査、ウーバーサジェストの使い方はこちらの記事

以上となります。取り合えず、書きたいところ迄は一度書ききったのでまた別のジャンルの記事を書いてみたいな、と思っています。

宜しければまた、別の記事でお会いしましょう。

ゼロから始めるSEO まとめはこちらから


ゼロから始めるSEO(第5回)ロングテールキーワードを初心者は狙えっていうけど何でなの?を解説

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ゼロから始めるSEO 第5回です。今回はロングテールキーワードについて解説していきます。
この記事は次のような疑問を持つ方々へ向けて書いています。
・ロングテールキーワードって何?
・初心者はロングテールキーワードを狙えっていうけど何でなの?
・どうやって探したらいいの?

続いて今回の目次です。
・Amazonの成功体験からロングテールキーワードの意味を知ろう
・具体的なロングテールキーワードの例
・ロングテールキーワード戦略のメリット、デメリットを知ろう
・初心者でも簡単!5ステップでより効果的なキーワードの探し方
・まとめ

Amazonの成功体験からロングテールキーワードの意味を知ろう

キーワードといっても大まかに以下の10種類となることを第1回でお伝えしました。ロングテールキーワードとは、スモールキーワードと同じ意味と思って頂いて大丈夫です。
スモールキーワードは複数の単語を組み合わせたキーワードとなります。

・商標キーワード
・ずらしキーワード
・ジャンルキーワード

・悩みキーワード
・欲求充足キーワード

・一般キーワード
・インクリメンタルサーチ

・ビッグキーワード
・ミドルキーワード

・スモールキーワード

このスモールキーワードから初心者は狙っていくべきという話をしましたね。今回はそこを深堀していく内容になります。

Amazonがこれほどの世界トップ企業になりえたのは、このロングテールキーワード戦略であったためといわれています。
今では買えないものはない、とさえ思えるAmazonですが、初めは本屋であったことを知っている人はそれほどいないのかもしれません。

昔は本を買うには書店で買う事しか出来ませんでした。そうすると敷地面積を超えた棚を用意することはもちろんできません。

そこに目を付けたAmazonは買えない本はないというコンセプトを大々的にアピールしました。
この『買えない本はない』は、たとえ全世界中に1000人しか必要としない様な本、どんなニッチな書物でも買えるということです。

売れ筋の本しか並ばれていない書店に対して、ウチはどんな本でも販売しますよとしたこの戦略が成功したか否か、は議論の余地はないですよね。
これがまさにロングテール戦略です。実際のところ、そんな本はAmazonも在庫を保管していたわけではなく、注文が入ったら出版社から発送していたそうです。

これをSEOの世界で言い換えると、
ニッチな検索ワードを狙って、ニーズは少なくても
競合が少ないところで上位表示をし集客させて戦う
ということです。このニッチな検索ワード というのがロングテールキーワードです。

具体的なロングテールキーワードの例

例としてここでは 中古車販売 を キーワードにあげて見ますが、これをロングテールキーワードにあてはめてみますと

中古車販売 SUV  価格 
中古車販売 名古屋 最安値

などですね。中古車販売 という ビッグキーワードを軸に複数の検索条件を盛り込んでいます。ためしにGoogleで各キーワードを検索にかけてみました。

中古車販売 ですと 3億弱の検索結果でしたが、
SUV+価格 なら 3000万  川崎+最安値 だと 500万 のヒットとなりました。

ロングテールキーワード戦略のメリット、デメリットを知っておこう

上記の図の通りですが、ロングテールキーワードの特徴としては以下があります。
・検索ボリュームが少ない
・大手のサイトは参入していない
・競合サイトもあまり強くない傾向

中古車販売 というキーワードで検索しているユーザーさんは中古車販売店を探しているというのは伺えます。
ですが、その先どうしたいのか、なぜ中古車販売店を探しているのか、がぼんやりとしていますよね。

タイヤだけ買いたいのかもしれませんし、特定の車種の買い取り情報を知りたいのかもしれないですし、また、転職先として探しているのかもしれません。

一単語だけ、この例でいえば 中古車販売 だけなのはビッグキーワード と呼ばれます。
流入が最も多いですが、検索意図は様々なため個人に刺さる記事を書くのはとても難しいですよね。

何より、競合が強すぎて上位表示は初心者であるなら尚更サイトのパワーが育っていませんから、この中古車販売だけをキーワードに上位表示を目指すのはムリゲーです。

それに対して
中古車販売 SUV  価格 や
中古車販売 神奈川 最安値 の検索意図は中古車販売だけの時よりも、よりハッキリしていますよね

その分、ビッグキーワードの時よりも格段に流入は減ってしまいます。
アフィリエイトをするのであれば、どれどけ沢山のユーザーに閲覧してもらえるか、が重要ですが
・そもそもビッグキーワードを狙っても上位表示されない
・検索意図もぼんやりしてよく分からない

であるのなら、対象をピンポイントに絞り、訪れたユーザーに共感してもらえる記事を書くほうがよっぽど価値があるのではないかと思います。

メリットとしては
・対象となる読者像を明確にできるので記事を執筆しやすい
・競合サイトがあまり祖育っていない場合が多い


デメリットとしては
・ビッグキーワードでの執筆と違って検索流入が少ない


ということになりますが、デメリットのビッグキーワードでの流入については、
記事を書いてもそもそも上位表示されない可能性がほぼ100%なので、デメリットもない、と言えますね。

初心者でも簡単!5ステップでより効果的なキーワードの探し方

ここでは、より具体的な ロングテールキーワードの探し方 を実際にやってみたいと思います。

[1]ビッグキーワードを選ぶ
[2]Yahooの虫眼鏡ツールで使って最下層まで下ってみる
[3]最下層のキーワードをコピーする
[4]ウーバーサジェストでコピーしたロングテールキーワードを検索する
[5]競合が少ないキーワードを選び、そのキーワードで記事を執筆する

[1]ビッグキーワードを選ぶ
なんでも構いません。出来ることなら関心のある分野を選んでおくと良いと思います。ここでは 『英語学習』 というキーワードで進みます。

[2]Yahooの虫眼鏡ツールで使って最下層まで下ってみる
yaoooで『英語学習』を検索してみます。虫眼鏡ツールでいくつか候補が出てきました。

時代のトレンドとしては 英語学習アプリ がよさそうですね。英語学習アプリ をクリックして下層へ移動します。

英語学習アプリ無料 や 英語学習アプリおすすめ が候補で出てきました。
英語学習アプリ おすすめ をクリックしてみます。

[3]最下層のキーワードをコピーする

ここが最下層のようです。 検索窓の中の 英語学習アプリ おすすめ をコピーします

[4]ウーバーサジェストでコピーしたロングテールキーワードを検索する

ウーバーサジェストはGoogleのキーワードプランナーに基づいた検索結果を得ることが出来ます。
前者はGoogle広告アカウントが必要になりますが、こちらはGoogleアカウントのみでより詳細な調査が出来ます。

[5]競合が少ないキーワードを選び、そのキーワードで記事を執筆する

ウーバーサジェストで『英語学習アプリ おすすめ』で検索した結果です。

キーワードを検索すると、以下の項目を表示できます。
ボリューム:キーワードの月間検索ボリューム
CPC:検索連動型広告のクリック単価
PD:検索連動型広告の競争の激しさ
SD:オーガニック検索の競争の激しさ
(※PDとSDは数値が高いほど競争が激しいということを示しています)

オーガニック検索とは、その単語そのもので検索することです。
今回の例としては 英語学習アプリ おすすめ です。

SDの背景色が水色のものであれば競合するに値するキーワードとなります。
書けそうな内容のものがあれば記事執筆へ移行していきましょう。

一日の間に数回利用すると、検索上限となりそれ以上の調査は出来ません。
24時間経過すると再度使えるようになります。
限られた回数を無駄にしないためにも、虫眼鏡ツールを利用して精査した結果でウーバーサジェストを利用することをお勧めします。

まとめ

Amazonの成功体験からロングテールキーワードの意味を知ろう
Amazonはもともと本を販売していました。世界トップ企業になった背景には、書店では店舗スペースの都合上置くことが出来なかったニッチな本でも販売します、というロングテール戦略が成功しました。
具体的なロングテールキーワードの例
中古車販売 ではなく 『中古車販売 SUV 価格』 や 『中古車販売 川崎 最安値』など複数のキーワードを掛け合わせたものになります。

ロングテールキーワード戦略のメリット、デメリットを知ろう

メリットとしては
・対象となる読者像を明確にできるので記事を執筆しやすい
・競合サイトがあまり祖育っていない場合が多い
デメリットとしては
・ビッグキーワードでの執筆と違って検索流入が少ない


ただ、デメリットは実質的にはビッグキーワードを狙っても上位表示は難しいのでロングテールキーワードを狙った戦略にデメリットはほぼないです。
初心者でも簡単!5ステップでより効果的なキーワードの探し方[1]ビッグキーワードを選ぶ
[2]Yahooの虫眼鏡ツールで使って最下層まで下ってみる
[3]最下層のキーワードをコピーする
[4]ウーバーサジェストでコピーしたロングテールキーワードを検索する
[5]競合が少ないキーワードを選び、そのキーワードで記事を執筆する


ウーバーサジェストの画面でSDが背景水色のキーワードの中から関心が寄せられるものを選んで記事を書いていくといいです。

以上です。
では、また別の記事でお会いしましょう。

ゼロから始めるSEOまとめ はこちらからどうぞ

ゼロから始めるSEO(第4回)サジェストキーワードとは?陥りやすい間違った使用例も公開!

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ゼロから始めるSEO 第4回 です。
今回はサジェストキーワードについて解説していきます。この記事はこのような疑問を持った人に向けて書いています。
・サジェストキーワードってなに?
・SEOとどういう関係があるの?
・適切な使い方ってどういう手法があるの?

では、今回の目次です。
・サジェストキーワードとは?
・サジェストキーワードが秘めている3つの法則
・おすすめのサジェストキーワード取得ツール3選
・サジェストキーワードの落とし穴
・まとめ

この記事はおよそ3分で読めます。

サジェストキーワードとは?

画像の赤枠で囲ったところ、ここをサジェストキーワードといいます。
検索窓に打ち込まれたキーワードに対して、他によく検索されている文字列をGoogleが提案してくれています。
この 提案 のことを サジェスト と言います。

こうして出てくれると、もしその中に検索したいワードがあれば打ち込む必要がなく便利ですよね。

自分の思う検索意図と似たようなものがあれば、打ち込むより楽なのでそのままクリックする可能性も高いです。

その先にこのキーワードで記事を執筆していて、かつ上位表示されていればユーザーさんがあなたのサイトに立ち寄ってくれる可能性は高いですよね。

少し話がそれますが、Youtubeなどでも視聴したあとに『関連動画』が出たり、Amazonで買い物した後に『一緒にこのようなものが買われています』などの次のアクションを促すような写真なども全部サジェストです。

YoutubeはGoogleの傘下ですので大量のデータを取り扱っています。
AmazonもGoogle同様に大量の購入データを保持しています。これらのビッグデータとアルゴリズムを用いたシステムによってあのサジェストは行われています。

サジェストキーワードの話に戻りますが、私たちが アフィリエイト と検索窓に打ち込んだとします。
そうすると、以下のようにサジェストされました。

この赤枠の中がサジェストキーワードです。つまり
・アフィリエイトとは  で検索したいんじゃないですか?
・アフィリエイトブログ  で検索したいんじゃないですか?
・それともアフィリエイトの始め方  を調べたいのではないですか?

と提案してくれているんですよね。
また、アフィリエイトで検索した結果のページを一番下までスクロールした画面です。

この赤枠の中もサジェストキーワードとなります。
検索窓にアフィリエイトと打ち込んだ結果で出てきたものとは違うものも含まれていますよね。

ここで大事なことなのですけれど、先ほども述べましたがこれらは膨大なビッグデータの中からアルゴリズムによって導き出された語句なんです。
上の画像にある
アフィリエイト+とは
アフィリエイト+ブログ
アフィリエイト+始め方

など、これらは過去に検索された膨大なデータの中から『調べられる頻度が高い』ということを示しています

サジェストキーワードが秘めている3つの法則

ここでは、例として『肩こり』を検索窓に打ち込んだとします。
以下の画像のようにサジェストされました。


このサジェストキーワードの法則としては以下の3つの事が言えます。
・検索ボリュームが高い
・ユーザーの検索意図を読み取るヒントになる
・過去に1度でも検索されたワードである
順に解説していきますね。

検索ボリュームが高いサジェストに出された以外にもたくさんの語句が実際には検索されていると思います。例えば
『肩こり 新宿』
『肩こり 40代』
『肩こり 予防』 など、きりがありません。
アルゴリズムがサジェストとして見せてくれるのはユーザーファーストであるGoogleの方針から考えても上記のものよりも画像で出てきている
『肩こり 頭痛』
『肩こり 体操』
『肩こり ツボ』

などのキーワードで検索されている回数が多いということが伺えます。

ユーザーの検索意図を読みとるヒントとなる試しに肩こり で検索をした結果から
肩こり頭痛 は頭痛の原因は肩こりからくるのかな?
肩こり体操 は肩こりに効果的な体操が知りたいのかな?
肩こり薬  は肩こりに有効な薬はどのようなものがあるのかな?
肩こりツボ は肩こりに効果的なツボを知りたい
のかな?
などなど、検索意図が想像つきますよね

過去に一度でも検索されたワードである
言い換えればこのサジェストキーワードを利用すれば、過去に検索された実績がある以上、そのキーワードで上位表示を狙えれば一定数の流入が見込まれることを意味しています。闇雲にキーワードを探すよりもはるかに有用ですよね。

ここまでで、サジェストキーワードは
・どこを見れば探すことが出来るのか
・どのような意味をもっているのか
がお分かり頂けたかと思います。

サジェストキーワードの落とし穴

万能なサジェストキーワードと思われますけど、初心者が陥りやすい落とし穴があるんです。それは以下です。

それなら、サジェストキーワードまとめて全部網羅したページを作れば
上位表示されるんじゃね? と記事を作成していくことです。

先ほどの肩こりの例でサジェストされたワードから、以下の記事を作成することが出来そうです。

肩こり頭痛 のキーワード
→その頭痛の原因は肩こりにあった!肩こりの原因を探る

肩こり体操 のキーワード
→肩こりに効果的な体操おすすめ5選

肩こり薬 のキーワード 
→部位、症状別 ドラッグストアで買える薬おすすめ10選

肩こりツボ のキーワード
→肩こりに効果的なツボ、ストレッチおすすめ5選

などのタイトルや内容でアフィリエイト記事を4ページとも作ろうと思えば、作ることが出来ます。

ですが、そもそもユーザーは 『肩こり』 しか検索窓に入力していないのですよね。例えば、本当は肩こりが起きやすい生活習慣を知りたいかもしれないですよね。

ゴリゴリにアフィリエイトリンクばっかりのサイトはユーザー視点で快く思わないでしょう。とするとGoogleも上位表示させるにはそぐわないと判断するでしょう。

サジェストキーワードを片っ端から全部取り上げてアフィリエイト記事を書くのではなく、あくまで検索意図のヒントとするという使い方でいいですね。

Googleのアルゴリズムは非常に優秀です。200以上のアルゴリズムがそれぞれ与えられた評価基準によって各サイトを比較検証し、総合点で上位であったサイトから上位表示させているという話もあります。

上記のようなゴリゴリにアフィリエイトリンクだらけのページはユーザーにとって有意義なサイトではない、と当たり前に判断されます。
よって、上位表示されることはありませんし、むしろ悪質なサイトと認識される恐れすらあります。

おすすめのサジェストキーワード取得ツール3選

おすすめのサジェストキーワードツールは以下の3つ
キーワードプランナーはGoogleアカウントが必要になります。
全て無料で使えます。

・関連キーワード取得ツール → こちら
・キーワードプランナー → こちら
・Ubersuggest
 → こちら

特に Ubersuggest(ウーバーサジェスト) は競合調査や、ねらい目キーワードの発掘なども同時に出来るのでとてもおすすめです。
詳しい使い方は別記事でご紹介しますね

まとめ

今回は サジェストキーワード について取り上げました。

サジェストキーワードとは検索窓に入れたキーワードに対して、過去の検索されたデータから
このキーワードで検索しようとしていませんか? と提案されたキーワードのことです。検索頻度が多いのでユーザーの流入が見込めるキーワードです。

サジェストキーワードが秘めている3つの法則とは・検索ボリュームが高い
・ユーザーの検索意図を読み取るヒントになる
・過去に1度でも検索されたワードである

サジェストキーワードの落とし穴片っ端からサジェストキーワードを拾って記事をたくさん作成してもGoogleのアルゴリズムは優良なサイトとは判断してくれません。
明確な指標は公開されていませんので不明な点は多いですがアフリエイトリンクばかりのサイトは上位表示されないと認識したほうが良いようです。

おすすめのサジェストキーワードを取得ツール3選関連キーワード取得ツール
キーワードプランナー
Ubersuggest

以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

ゼロから始めるSEO まとめ は以下からどうぞ

ゼロから始めるSEO(第3回)キーワード選定で初心者でも失敗しないために抑えておくポイントを解説

ゼロから始めるSEO

ゼロから始めるSEO 第3回です。
今回の記事は非常に重要なことをお伝えする回になります。
今日の内容を踏まえないまま、記事を量産しても収益に結びつくのは困難なことになると思います。

今回のテーマは『ユーザーの検索意図を知る』ということの重要性と、その手法についてお伝えしたいと思います。

これまで同様、難しい言葉は徹底的に排除して進めていきたいと思いますのでご安心ください。

さて、今回の記事はこのような方へ向けて書いています。

キーワード選定が大事なのはわかったけど、なんでなの?
検索意図を読めって言われるけど、どうやるの?

今回の目次
・仕事内容から知る検索エンジンの存在意義とは?
・ユーザーの検索意図を分割すると見えてくる4つの指針とは?
・検索意図を理解する
・まとめ

では、始めます。

仕事内容から知る検索エンジンの存在意義とは?

これまで学びましたが、そもそもキーワードとは
調べものをしたいユーザーが検索窓に打ち込む文字列のこと でした。
今回はこれまでのユーザー視点ではなく、『検索エンジン側の視点』でどういうことが行われているのか考えてみたいと思います。

ユーザーから『〇〇について教えてほしい』という疑問の声を投げかけられた検索エンジンは、以下のような動きをします。
1.目次(インデックス)を総動員しユーザーの疑問に対して答えが書いてあるページを探す
2.より信頼性の高いページから順に検索結果としてユーザーの元へ届ける

ユーザーの疑問を解決させてあげられるように、そのニーズに応え満足させること、これこそが彼ら検索エンジンの存在意義となります。
その結果として、Googleを利用するユーザーが増えれば広告を出したい企業が増え、それがGoogle社の利益となります。
私達はお金を払わずにGoogleの恩恵を受けまくっていますが、彼らも慈善事業ではありません。全ては自社の利益を最大化させまいという取り組みなんですよね。ひいては、ユーザーの満足度を最大化させることがGoogle社の命題です。

ユーザーが検索窓に打ち込むキーワードがGoogle社にとってどれくらい重要なものであるかはご理解いただいたと思います。
ですが、この重要性を理解せずに行動に移てしまうアフィリエイターも少なからずいるのは事実です。
そうしたダメな行動の典型的な例は 狙うキーワードを自作してしまう というものです。

言い換えれば、きっと世の中のユーザーは○○に困っているだろうと
事実を確認せずにキーワードを自作して記事を執筆する、ということです。

では、なぜこの行為がダメなのでしょう?ラーメン店をオープンさせることに例えますが、店舗を構えようとする立地に
・人の流入がどれだけ見込まれるのか
・競合他社はどのくらいいるのか
・他との差別化はどのように行うのか

こうしたマーケティングを何もせずに店舗をとりあえず構える みたいなノリですよね。
これでは期待する成果は得られないと思います。

ノリで建ててしまったイケてない店舗でなく、収益を生んでもらうキーワードを狙うためには、もっと言えば信頼性の高いページであるとGoogleに思ってもらえるためには何をすればいいのでしょう?

その答えはマーケティングしましょう、ということになり、SEOの世界でのこのマーケティングこそが今回のメインテーマの『キーワード選定』というものです。

どんな記事を執筆するにしても、最初にこのキーワード選定を行うことでこれから執筆するページがよりアルゴリズムに気に入れられ、ユーザーへリストアップされやすくなります。

上位表示されやすくなるのだったら、身につけてから行動に移したほうがお徳ですよね。

ユーザーの検索意図を分割すると見えて来る4つの指針とは?

この章では、キーワード選定において『根底となる考え方』について深堀りをしていきます。
ここを理解せずにわかったフリしてキーワード選定ってどうやるの?と具体的なやり方を欲してしまう人があまりに多く、結果的に思う様に成果が上がらず挫折してしまう人が多いです。

遠回りと思えるかもしれませんが、カーナビなくして目的地へドライブするようなものですので、まずはここをしっかりと抑えていきましょう。

では、ユーザーがどのような意図をもって検索窓にその文字列を打ち込んでいるのかを深堀りしてみます。そうすると大まかに4種類の傾向に分けられることが見えてきます。
検索エンジンを利用する時にはこれら4つの内のどれか解決したくて検索をしていると思います。

特定のページやサイトを訪問したい(Go要求)Amazonへ行きたい
Facebookへログインしたい
通っているスポーツジムのサイトを閲覧したい など
商品を購入したい(Buy要求)
特定の商品を取り寄せたい(〇〇+取り寄せ)
最安値を調べたい(〇〇+最安値) など
特定の行動を起こしたい(Do要求)会員登録したい(〇〇+会員登録)
資料請求したい(〇〇+資料請求) など
情報を知りたい 悩み事を解決したい(Know要求)目的地への最短ルートをしりたい(〇〇+アクセス)
やり方を知りたい(〇〇+やり方) など

いかがでしょうか、これまで自分で何気なく知りたい事柄を解決するのにGoogleを利用していたと思いますが、その意図としては上記の4つに収まるのではないでしょうか?

この4つの中で、一番検索ボリュームが多いのはどれだと思いますか?
答えは 4つ目の 情報を知りたい という検索です。
(このページをご覧いただいているあなたもSEOの情報を知りたくてここのサイトを訪れて頂いています)

検索意図を想像するコツを養おう

このサイトに訪れて頂いている方はブログやサイトで収益を得たい、と考えている方であるのは間違いないと思うので、以下を共有したいと思います。 

ゴール→ 自身のサイトで収益を得る
      ↑
     アクセスが伸びるようになる
      ↑
     検索エンジンに気に入られ、
     上位表示をしてもらえる
      ↑
今ここ→ ユーザーの検索意図を理解した
     サイトを運営する

重要なのは検索意図を理解したサイトを運営していくことになります。それがGoogleのアルゴリズムが求めていることだからです。

検索意図を意識していないブログ例をひとつあげてみますが、Knowキーワードで検索してきたユーザーにゴリゴリと商品を販売させようとするようなサイトは良いサイトとはアルゴリズムに認識されません。
訪れたユーザーも不信感が増しすぐにサイト外へ出て行ってしまうことでしょう。

検索意図をを理解する、ということがどのような意味を持つのか理解頂けたと思います。ではどうやってやるのでしょう?
とても大事な箇所なのでいくつか事例を載せてみたいと思います。
「ダイエット 方法」 で検索したユーザーの意図このキーワードで検索する人はランニングが良いのかバイクなのかスイムがいいのか、はたまた筋トレがいいのか?ということを知りたくてこのキーワードで検索していると思いますよね。

ハズレではないですが、もう一歩踏み込んで考えてみましょう。
この人はダイエットで運動しよう、という意識はあります、でもどれを始めたらいいのかで悩んでいます。

それぞれの運動のメリット、デメリットの他に必要な物品はどのようなものがあるのかは用意して当然ですが、おすすめダイエット法ベスト5 のようなサイトを作成するよりももう一歩踏み込んで

健康を意識して始めたいのか
異性にモテたくてダイエットしたいのか

これらを考えると
ハードルが低く始めやすいダイエットベスト5
20代女子に人気のエクササイズベスト3 

などのサイトを作成すると興味もって見てくれるのではないでしょうか。


「ソウル 緯度」 で検索したユーザーの意図提供する情報としては何がベストでしょうか?
単にそのまま緯度を提供するのはあと一歩及ばず。何が知りたくてこのワードを使って検索しているのか、その意図を考えてみます。

ソウルへ行くのに服装や荷物はどのようなものが必要なのか知りたいのではないでしょうか?
ソウルは新潟あたりが同じくらいの緯度なので服装や持っていく荷物は新潟への旅行を想定した準備が必要になりますよね。

シーズン毎の必須必需品をまとめて掲載すると訪れたユーザーはきっと嬉しいはずです。行ったことが無いかと想定されますのでソウルへ旅行や出張で行った際の失敗談 なども役に立ちそうです。

検索意図を理解する、というとちょっと難しいことのように聞こえますが
検索ワードで調べた結果を何に利用するのか?を想定すれば自ずと一歩踏み込んだ答えも見えてきます

まとめ

ゼロから始めるSEO

キーワード選定について基礎的な知識の勉強をしました。まとめとしては以下の様になります。
検索エンジンの存在意義とはユーザーから与えられた疑問を解決させられるページをリストアップして提供することです。選ばれるページを作成するためには検索意図を理解した記事作成が必要です。

検索キーワードの4つの種類・特定のページやサイトを訪問したい(Go要求)
・商品を購入したい(Buy要求)
・特定の行動を起こしたい(Do要求)
・情報を知りたい 悩み事を解決したい(Know要求)検索意図を想像するコツ検索ワードで調べた結果を何に利用するのか?を想定すれば自ずと一歩踏み込んだ答えも見えてきます

今回は以上で終わります。
ゼロから始めるSEO まとめは以下からどうぞ

ゼロから始めるSEO まとめ(6記事)

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SEO初心者でもわかりやすいようにSEOの解説をするシリーズを執筆しています。各記事はそれぞれのリンクからどうぞ

戦略的なキーワード選定を学ぶ!成功までの最短距離へのヒントはここにあります

ロングテールキーワードについて知識を深めたい方はこちら

サジェストキーワードについて初心者がやりがちな失敗例を学びたい方はこちら

キーワード選定で初心者が陥りやすい失敗例、回避したい方はこちら

正しいキーワード選定するのにどういうことを知っておけばいいの? という方はこちら

これからSEOを勉強してみたいけど何からしていいのか分からない という方はこちら

ゼロから始めるSEO(第2回)初心者が扱うべき3つのキーワードを伝授します!

ゼロから始めるSEO

ゼロから始めるSEO 第2回です。
キーワードの重要性は前回学んでいただけたと思います。
まだご覧になっていない方はこちらからどうぞ

今回は前回の内容からもう一歩深堀してそれぞれのキーワードの特徴を見ていきます。

この記事はこのような方へ向けて書いています。
キーワード選定が大事だと言うけど、なんでなの?
◆正しいキーワード選定するのにどういうことを知っておけばいいの?
◆狙ったキーワードでうまく訪問されていないんだよな

この記事はおよそ3分で読めます。
【目次】
①キーワードの種類をもう少し細分化しよう
②キーワード選定を行う重要性を知ろう
③初心者が扱いやすいキーワード3選
④まとめ

では、始めていきます。

①キーワードの種類をもう少し細分化しよう

前回の記事でキーワードの細分化として3つご紹介しましたが、もう少し踏み込んで今回はお話します。
ざっとキーワードと言っても以下のように分けられます。
・商標キーワード
・ずらしキーワード
・ジャンルキーワード

・悩みキーワード
・欲求充足キーワード

・一般キーワード
・インクリメンタルサーチ

・ビッグキーワード
・ミドルキーワード

・スモールキーワード

10種類覚えるのは大変だと思うので、今はそんなものがあるんだな、という認識で大丈夫です。

このうち、以下の4つに関しては
・欲求充足キーワード
・悩みキーワード
・ジャンルキーワード
・一般キーワード

それぞれが独立したものではなく絡み合ったものです。
例えば、英会話 を例にしてみます。
英会話 上達方法 というキーワードを想定してみましょう。このキーワードで検索をしている人の意図としてはいかのものが考えられます。

英会話がうまくなりたい (欲求充足)
・英会話をやっているけれど思う様に上達しない(悩み)
・どのような英会話が上達しやすいのだろう?(ジャンル)

このように、上記のキーワードはそれぞれすべてが独立しているわけではなく密接に絡み合っているという認識を持ちましょう。
これらを認識したうえで、『キーワード選定』の基礎の考え方について進めていきましょう。

②キーワード選定を行う重要性を知ろう

ゼロから始めるSEO

アフィリエイトをする上で何よりも大切なのはこの『キーワード選定』です。
収益をあげることを目指すのであれば、絶対にこの両者を切り離すことは出来ません。正しい『キーワード選定』をせずに記事を書き続けたとしても、前回勉強した
『誰も訪れない、価値のないサイト』が出来上がってしまいます。費やした時間がもったいないですよね。

キーワードを選定 ではなく キーワード想定 で作成してしまっている人が本当に多い現状なのです。裏を返せば、

大多数の人がおろそかにしているこの基礎の基礎をしっかりと
身に着けることが出来ればチャンスは無限にあるということです。

では、大多数の人がやってしまっているキーワード選定とはきっとこのキーワードは検索されているだろう、と憶測で記事を作成してしまうことです。
結論としてはキーワード選定をツールなどで吟味してから記事を作成する、といった順序が良いです。

具体的には

【1】
ツールを用いて有効そうなキーワードをいくつかリストアップし一か月の間にどれ位の人がそのキーワード利用して検索をしているのかを調べる

【2】
競合サイトがどのようなサイトなのか調べる
(無料ブログや知恵袋などが検索上位に出るようだと戦う価値はあります。)

【3】
キーワード(テーマ)を選定して記事を作成する

となりますが、詳しい手順については別記事で解説していきます。

③初心者が扱いやすいキーワード3選

ゼロから始めるSEO

これまでで、10個のキーワードとキーワードを利用し記事を作成していくことの重要性を学んできました。
今回は10個のキーワードの中から初心者でも扱いやすいものを3つピックアップしました。それぞれのキーワードに対してどのような意図をもってユーザーが検索しているのかを考えていきます。

初心者が扱いやすいキーワードとは以下の3つ
・商標キーワード
・悩みキーワード
・欲求充足キーワード

順にその特徴をそれぞれ見ていきましょう。

商標キーワード商品名を固定して検索されるキーワードです。このキーワードをで検索をするユーザーはすでにその商品を知っている、しかもかなり高い関心が寄せられていることがうかがえます。「ダイエット方法」で検索するよりも「ライザップ」で検索する方がダイエット方法により関心が強いことが分かりますよね。
この例で言えばもう、ダイエットをしようということは決めているユーザーです。
あと一押し背中を押してあげること(不安を取り除くこと)で成約に至る可能性が高いです。
商標キーワードの例
『Nintendo Swtch 最安値』
『スタディサプリ 口コミ』
『ナノイードライヤー 美容効果』 など 

悩みキーワードその名の通り、このキーワードで検索をかけるユーザーは何かに悩んでいて解決方法を模索しているグループです。
対外的に口に出しにくいものほどネット上で売れる傾向があります。
また、未来をイメージさせることで成約につながる傾向が強いです。
悩みキーワードの例
『多汗症 治療方法』
『転職 失敗しない』
『出会い 騙されない』 など

欲求充足キーワード これもそのまま 〇〇したい という願望をもったユーザーが用いるキーワードです。
適切な商品を提示することで行動に移してもらいやすい傾向があります。
また、本質的な3大欲求(食、睡眠、性)や衣食住、これら複数のメリットへ
アプローチできると成約につながる傾向が強い
です。
欲求充足キーワードの例
『プログラミング 上達』
『冷え性 治し方』
『横浜 ラーメンおすすめ』など 


上記で触れましたが、キーワードは互いに絡まりあう性質もあるので悩みキーワードと欲求充足キーワードは明確な住み分けは難しいですよね。

④まとめ

では最後に、ここまでのまとめを確認して終わりにします。

キーワードの種類をもう少し細分化しようキーワードを10種類に細分化しました。そのうち
一般、欲求充足、悩み、ジャンルキーワードには明確な隔たりはありません。

キーワード選定の基礎を知ろう収益を得られるブログやサイトを運営をしていくのは書きたいことを書くのではなくキーワード選定をしてからの記事作成を行わないと訪問されることのない無意味なサイトが出来上がってしまいます。

初心者が扱いやすいキーワード3選・商標キーワード
商品名+〇〇 で検索される。購買意欲が高く最後の一押しが欲しい傾向
・悩みキーワード
対外的に口に出しにくく、未来のイメージを連想させることで成約される傾向
・欲求充足キーワード 
3大欲求や衣食住にかかわる複数のメリットへアプローチできると成約される傾向

今回は以上です。
また別の記事でお会いしましょう!

ゼロから始めるSEOまとめはこちらからどうぞ

ゼロから始めるSEO(第1回)初心者が抑えるべき3つのキーワードとは?

ゼロから始めるSEO

SEOをゼロから学ぶことにしました。とりあえず第1回として
アフィリエイトにおける『SEO』の概念や『キーワード』について学びました。

この記事はこのような人におすすめこれからSEOを勉強してみたいけど何からしていいのか分からない

という人向けの記事です。
本日のメニューは以下です。
①そもそもSEOとは?
②キーワードとは?
③キーワードの重要性を学ぶ
この記事は約3分で読めます。

①そもそもSEOとは


日本語で表現すると『けんさくえんじんさいてきか』 のことです。 
『検索エンジン最適化』 と書きます。これを英語でいうと 
Search Engine Optimizationn (さーち えんじん おぷてぃまいぜーしょん)
この頭文字をとって SEO と言われます。
英語とかぶっちゃけ覚えてなくていいらしいです。どのようなものなのか、
を理解するにあたり『検索エンジン』 と 『最適化』 の2つに分けて
それぞれ見ていきます。

検索エンジンって?

Google とか Yahoo などがまさに検索エンジンです。
どんな時に使うかというと、調べ物をするときに調べたい物事を打ち込んで
その検索結果から欲しそうな情報が載っているページを見に行きますよね。
今の情報があふれている時代、その恩恵を受けていない人はほとんどいません。

最適化って?

好まれる状態にカスタマイズして近づけることです。
この好まれる状態とはGoogleやYahooに好まれる状態に近づけるということなので、自分が作りたいサイトを優先するよりもGoogleに好まれるサイト設計をしていくことが望まれます。ちなみに、Yahooの検索エンジンはGoogleのものを採用しています。

検索エンジン最適化 とは

Google に好まれやすいサイトを作っていくことなんです。
ページの構造やどのようなことが書かれているか、有益な情報を提供しているかなどGoogleが大事にしている考え方(アルゴリズムといいます)に
どれだけ近づけられるか、信頼されるかということです

うまく最適化が出来たサイトはGoogleやYahooでの検索結果の上位に出してくれることになるので、おのずとたくさんの人があなたのブログやサイトに訪問してくれることになります。
このSEOを無視してただ作った自分好みのサイトやブログがどのような悲しい運命を辿るかは想像できますよね。
言い換えれば、SEO対策は必須となります

では、どのような取り組みが必要になるのでしょうか、
初心者でもチャレンジできる項目として3つを挙げました

・検索キーワードを意識した執筆(後述)
・読みに来た人を満足させる内容の記事を書く
・読んでくれた人が他の人にシェアしたくなるような内容の記事を書く

これらを心がけることによって、
検索エンジンに好まれるサイトやブログが出来上がっていきます。

②キーワードとは?

ゼロから始めるSEO


何か調べたい、と思ったユーザーがGoogleやYahooで打ち込む文字列のことです。
以下の画像はGoogleで SEO というキーワードを打ち込んだということになります。

「SEOとは」 や 「seoチェキ」などはサジェスト(提案)キーワード
といいます。
SEOで検索する人は他にどんな文字列を追加して検索しているかを
GoogleやYahooは提案してくれており、私たちは知ることが出来ます。
日本の統計では全インターネット利用者のうち、およそ80%の人がこのGoogleの検索エンジンを利用しているとの事です。

ということは、ブログでアフィリエイトをし報酬を得ていくためには
Googleに好かれるキーワードを選んでいく事がおのずと大切になっていきます。

キーワードと言ってもこれは大きなカテゴリの総称です。
さらに細かく細分化が可能になります。
商標キーワード
ずらしキーワード
ジャンルキーワード etc

特に初心者が抑えておくべきは以下の3つのキーワードです。
ビッグキーワード
◆ミドルキーワード
◆スモールキーワード

図で表すとこのような三角形になります

【ビッグキーワード】
月間での検索ボリュームが10000以上
1単語のみで検索される。このビッグキーワードで検索上位をもし取ることが出来れば月間数十万円の収益も可能


[ミドルキーワード】
ビッグキーワードとスモールキーワードの中間
2つの単語をスペースで区切って検索される


【スモールキーワード】
月間での検索ボリュームが1000未満
3つ以上の単語をスペースで区切って検索される

例としては
ビッグキーワードであれば : SEO
ミドルキーワードであれば : SEO 初心者
スモールキーワードであれば: SEO 初心者 勉強方法
などですね。

ブログを執筆していくにあたって、ビッグキーワードを狙ってしまうと
すでに大手が上位を独占してしまっていますので、埋没してしまう可能性がとても高いです。
複数の単語を組み合わせたミドル、スモールキーワードを想定していくのが好まれます。

③キーワードの重要性を学ぶ

ブログやサイトを執筆するにあたり、むやみやたらに書きたいことを
キーワードを無視して書いたとしても誰も見に来てくれない可能性があります。

知っておくべき心構え
どんなに有益な記事を世に送り出したとしても、見に来てくれる人が
いなければ、そこに価値はゼロ

見に来てくれる人というのは、情報を欲しているから見に来てくれるわけであって、あなたが書いた記事を、内容などなんでもよいので見に来た!
このような人は初心者の段階ではまずひとりもいない、ということを
認識しないといけません。

また、そもそも検索する母数が少ないスモールキーワードは
見込み客が少ないことを意味しているのでよほどのスペシャリストでもない限り、ここを狙うのであればそれを前提で執筆していく心構えが必要になります。

以上、今回学んだことでした。
まとめますね!

今日のまとめ

①そもそもSEOとは?
Googleに好まれるサイト運営をしていくこと、大事なこととして以下を挙げました。
・検索キーワードを意識した執筆
・読みに来た人を満足させる内容の記事を書く
・読んでくれた人が他の人にシェアしたくなるような内容の記事を書く

②キーワードとは?
GoogleやYahooの検索窓に打ち込む文字列のことです。
細分化できますが今回は以下の3つを取り上げました。
・ビッグキーワード
・ミドルキーワード
・スモールキーワード

③キーワードの重要性を学ぶ
自分好みのサイトを作成しても見に来てくれる人が居なければ価値はありません。ミドル、スモールキーワードを想定してサイトを作成していきましょう。

では、また一緒に勉強していきましょう!

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