ゼロから始めるSEO(第3回)キーワード選定で初心者でも失敗しないために抑えておくポイントを解説

ゼロから始めるSEO 第3回です。
今回の記事は非常に重要なことをお伝えする回になります。
今日の内容を踏まえないまま、記事を量産しても収益に結びつくのは困難なことになると思います。

今回のテーマは『ユーザーの検索意図を知る』ということの重要性と、その手法についてお伝えしたいと思います。

これまで同様、難しい言葉は徹底的に排除して進めていきたいと思いますのでご安心ください。

さて、今回の記事はこのような方へ向けて書いています。

キーワード選定が大事なのはわかったけど、なんでなの?
検索意図を読めって言われるけど、どうやるの?

今回の目次
・仕事内容から知る検索エンジンの存在意義とは?
・ユーザーの検索意図を分割すると見えてくる4つの指針とは?
・検索意図を理解する
・まとめ

では、始めます。

仕事内容から知る検索エンジンの存在意義とは?

これまで学びましたが、そもそもキーワードとは
調べものをしたいユーザーが検索窓に打ち込む文字列のこと でした。
今回はこれまでのユーザー視点ではなく、『検索エンジン側の視点』でどういうことが行われているのか考えてみたいと思います。

ユーザーから『〇〇について教えてほしい』という疑問の声を投げかけられた検索エンジンは、以下のような動きをします。
1.目次(インデックス)を総動員しユーザーの疑問に対して答えが書いてあるページを探す
2.より信頼性の高いページから順に検索結果としてユーザーの元へ届ける

ユーザーの疑問を解決させてあげられるように、そのニーズに応え満足させること、これこそが彼ら検索エンジンの存在意義となります。
その結果として、Googleを利用するユーザーが増えれば広告を出したい企業が増え、それがGoogle社の利益となります。
私達はお金を払わずにGoogleの恩恵を受けまくっていますが、彼らも慈善事業ではありません。全ては自社の利益を最大化させまいという取り組みなんですよね。ひいては、ユーザーの満足度を最大化させることがGoogle社の命題です。

ユーザーが検索窓に打ち込むキーワードがGoogle社にとってどれくらい重要なものであるかはご理解いただいたと思います。
ですが、この重要性を理解せずに行動に移てしまうアフィリエイターも少なからずいるのは事実です。
そうしたダメな行動の典型的な例は 狙うキーワードを自作してしまう というものです。

言い換えれば、きっと世の中のユーザーは○○に困っているだろうと
事実を確認せずにキーワードを自作して記事を執筆する、ということです。

では、なぜこの行為がダメなのでしょう?ラーメン店をオープンさせることに例えますが、店舗を構えようとする立地に
・人の流入がどれだけ見込まれるのか
・競合他社はどのくらいいるのか
・他との差別化はどのように行うのか

こうしたマーケティングを何もせずに店舗をとりあえず構える みたいなノリですよね。
これでは期待する成果は得られないと思います。

ノリで建ててしまったイケてない店舗でなく、収益を生んでもらうキーワードを狙うためには、もっと言えば信頼性の高いページであるとGoogleに思ってもらえるためには何をすればいいのでしょう?

その答えはマーケティングしましょう、ということになり、SEOの世界でのこのマーケティングこそが今回のメインテーマの『キーワード選定』というものです。

どんな記事を執筆するにしても、最初にこのキーワード選定を行うことでこれから執筆するページがよりアルゴリズムに気に入れられ、ユーザーへリストアップされやすくなります。

上位表示されやすくなるのだったら、身につけてから行動に移したほうがお徳ですよね。

ユーザーの検索意図を分割すると見えて来る4つの指針とは?

この章では、キーワード選定において『根底となる考え方』について深堀りをしていきます。
ここを理解せずにわかったフリしてキーワード選定ってどうやるの?と具体的なやり方を欲してしまう人があまりに多く、結果的に思う様に成果が上がらず挫折してしまう人が多いです。

遠回りと思えるかもしれませんが、カーナビなくして目的地へドライブするようなものですので、まずはここをしっかりと抑えていきましょう。

では、ユーザーがどのような意図をもって検索窓にその文字列を打ち込んでいるのかを深堀りしてみます。そうすると大まかに4種類の傾向に分けられることが見えてきます。
検索エンジンを利用する時にはこれら4つの内のどれか解決したくて検索をしていると思います。

特定のページやサイトを訪問したい(Go要求)Amazonへ行きたい
Facebookへログインしたい
通っているスポーツジムのサイトを閲覧したい など
商品を購入したい(Buy要求)
特定の商品を取り寄せたい(〇〇+取り寄せ)
最安値を調べたい(〇〇+最安値) など
特定の行動を起こしたい(Do要求)会員登録したい(〇〇+会員登録)
資料請求したい(〇〇+資料請求) など
情報を知りたい 悩み事を解決したい(Know要求)目的地への最短ルートをしりたい(〇〇+アクセス)
やり方を知りたい(〇〇+やり方) など

いかがでしょうか、これまで自分で何気なく知りたい事柄を解決するのにGoogleを利用していたと思いますが、その意図としては上記の4つに収まるのではないでしょうか?

この4つの中で、一番検索ボリュームが多いのはどれだと思いますか?
答えは 4つ目の 情報を知りたい という検索です。
(このページをご覧いただいているあなたもSEOの情報を知りたくてここのサイトを訪れて頂いています)

検索意図を想像するコツを養おう

このサイトに訪れて頂いている方はブログやサイトで収益を得たい、と考えている方であるのは間違いないと思うので、以下を共有したいと思います。 

ゴール→ 自身のサイトで収益を得る
      ↑
     アクセスが伸びるようになる
      ↑
     検索エンジンに気に入られ、
     上位表示をしてもらえる
      ↑
今ここ→ ユーザーの検索意図を理解した
     サイトを運営する

重要なのは検索意図を理解したサイトを運営していくことになります。それがGoogleのアルゴリズムが求めていることだからです。

検索意図を意識していないブログ例をひとつあげてみますが、Knowキーワードで検索してきたユーザーにゴリゴリと商品を販売させようとするようなサイトは良いサイトとはアルゴリズムに認識されません。
訪れたユーザーも不信感が増しすぐにサイト外へ出て行ってしまうことでしょう。

検索意図をを理解する、ということがどのような意味を持つのか理解頂けたと思います。ではどうやってやるのでしょう?
とても大事な箇所なのでいくつか事例を載せてみたいと思います。
「ダイエット 方法」 で検索したユーザーの意図このキーワードで検索する人はランニングが良いのかバイクなのかスイムがいいのか、はたまた筋トレがいいのか?ということを知りたくてこのキーワードで検索していると思いますよね。

ハズレではないですが、もう一歩踏み込んで考えてみましょう。
この人はダイエットで運動しよう、という意識はあります、でもどれを始めたらいいのかで悩んでいます。

それぞれの運動のメリット、デメリットの他に必要な物品はどのようなものがあるのかは用意して当然ですが、おすすめダイエット法ベスト5 のようなサイトを作成するよりももう一歩踏み込んで

健康を意識して始めたいのか
異性にモテたくてダイエットしたいのか

これらを考えると
ハードルが低く始めやすいダイエットベスト5
20代女子に人気のエクササイズベスト3 

などのサイトを作成すると興味もって見てくれるのではないでしょうか。


「ソウル 緯度」 で検索したユーザーの意図提供する情報としては何がベストでしょうか?
単にそのまま緯度を提供するのはあと一歩及ばず。何が知りたくてこのワードを使って検索しているのか、その意図を考えてみます。

ソウルへ行くのに服装や荷物はどのようなものが必要なのか知りたいのではないでしょうか?
ソウルは新潟あたりが同じくらいの緯度なので服装や持っていく荷物は新潟への旅行を想定した準備が必要になりますよね。

シーズン毎の必須必需品をまとめて掲載すると訪れたユーザーはきっと嬉しいはずです。行ったことが無いかと想定されますのでソウルへ旅行や出張で行った際の失敗談 なども役に立ちそうです。

検索意図を理解する、というとちょっと難しいことのように聞こえますが
検索ワードで調べた結果を何に利用するのか?を想定すれば自ずと一歩踏み込んだ答えも見えてきます

まとめ

ゼロから始めるSEO

キーワード選定について基礎的な知識の勉強をしました。まとめとしては以下の様になります。
検索エンジンの存在意義とはユーザーから与えられた疑問を解決させられるページをリストアップして提供することです。選ばれるページを作成するためには検索意図を理解した記事作成が必要です。

検索キーワードの4つの種類・特定のページやサイトを訪問したい(Go要求)
・商品を購入したい(Buy要求)
・特定の行動を起こしたい(Do要求)
・情報を知りたい 悩み事を解決したい(Know要求)検索意図を想像するコツ検索ワードで調べた結果を何に利用するのか?を想定すれば自ずと一歩踏み込んだ答えも見えてきます

今回は以上で終わります。
ゼロから始めるSEO まとめは以下からどうぞ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です