私が踏み台昇降を始めるまでのお話 Vol.1

こんにちは、マサシです。
今日から踏み台昇降を始めるきっかけとなったエピソードを少しづつ話していこうと思います。
>>私が踏み台昇降を始めるまでのお話 まとめ はこちら

始まりの違和感

2020年2月19日
午前中に通っているスポーツジムで日課のランニングをしていました。
時速10kmで1時間。トータル10㎞の予定でした。

始めて35分を経過した時、右足に違和感を感じたのがすべての始まりです。
この時に感じた始まりの違和感は
「なんか右足が空回りするな」です。

膝から下に力が入りにくい感覚です。
自分の足じゃないみたい。

なのでランニングマシン上で右足で蹴るときにバランスを崩したりしました。
これはちょっと危ないな、とウォーキングのスピードを変えます。

時速10kmから6㎞へダウンさせ、10分程歩いて様子を見ましたが
右足の膝から下の違和感はかわりませんでした。

この時の私の脳内の思考は
『少し前に扁桃腺を腫らして寝込んでいた時期があったからそのせいかな?
と軽く考えていたんですよね。

うまく走れないのでその日は早めに切り上げて、
ジムでお風呂に入って午後から仕事へ行きました。

ちなみに、私の仕事はIT系の保守業務といったもので、どこかでインターネットの疎通が出来ないなどの『障害』が発生するとNTTの電話局や一般のマンションなどへ駆けつけて故障対応をする、というのがメインの仕事です。

いつ障害が発生するのか分かりませんので
24時間、365日 誰かしらは必ず勤務しています。
そうです。カレンダー通りではない仕事です。

この職場で私は7年目になります。
夜勤もあるというと、一般的には寝れないなどで敬遠されることが多いです。

ですが、私の職場は基本的に何もなければ夜勤も仮眠できますし、特に大きなストレスはなかったです。この時間を利用して国家資格を取得したりも出来てますしね。

この日の勤務を無事に終えて、翌日の2月20日
自宅に帰りまたジムへ行ってランニングをしに行くのですが、やはり右足の感覚は変わりません。

この日も運動するのは諦めてサウナで汗を流しお風呂に入って家へ帰ります。
夕方、買い物で車を運転しましたが思う様にブレーキをうまく踏めませんでした。

ギュッ! という感じです。いきなりゼロから100へ踏み込んでしまう感覚。
急ブレーキのようになってしまうんです。

うまく調整できない、自分の足ではない感覚に
いよいよこれはただ事ではないかも、

と恐怖したのを覚えています。

2月21日、仕事は休日です。
木曜日はスポーツジムもお休みなのでワンコの散歩へ出かけました。

いつもだとさすがに全速力だとチワワに負けることはなかったのですけど、右足の違和感からやはりうまく走れずチワワに負ける始末。

何が原因なのかよくわからず、筋肉の異常かと思いALSやら筋ジストロフィーなど検索したのを覚えています。

明らかに違う新たな違和感

2月22日、この日は夜勤でした。
午前中にお風呂だけでも入ろうとジムへ行ったのですけど(ジム好き)
身体を洗っているときに、これまでなかった新たな違和感を感じました。

右手で身体の左側がうまくこすれません。
頭を洗う時も右手を使うのにいつもと違う感覚です。

何をするにも、利き手であるはずの右手で何かしようとするとうまく力が入らない。
動かしたいように動かせない。明らかにこれまでとは違う違和感です。

困惑しながら夜勤のため出社して、日勤の勤務者と引き継ぎを行った際に
『最近ちょっと体調がおかしくて』と、カミングアウトしたんですね。

というのも、引き継ぎを聞きながらメモを取るのですが、ぜんぜん字が書けなくなっていたんです。

利き手ではない左手で書いたほうがまだ読める、そんな字です。
何十年、何千回と書いてきた自分の名前すらちゃんと書けないんです。

もともと字を書くのはヘタだったんですけど、
それでもこれほどいびつな字を書くことはありませんでした。

先輩社員へ医療機関に電話してみることを勧められ、そんな大袈裟なと思いながらも電話口の方へ症状を伝えました。
あちらがいうには『何してるんですか、今すぐ救急車を呼んで病院へ行って下さい!』でした。

次回へつづきます。

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