自律神経の不調を癒す方法3選

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『いつもの日常に一瞬でもポジティブを』です。

人生楽しんだもの勝ち、ということで
ポジティブを少しでも提供出来たらうれしいです。

今日は『自律神経の不調を癒す方法3選』という
テーマでお伝えします。

では、スタートです。

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最近なんだか体調が優れない。病院へ行っても
いまいち原因がはっきりせず解決しない。

このような不調がある。そのような方はこの記事を
見ていただけると解決のヒントになるかも
しれません。

この記事では小林弘幸さんの著書
『眠れなくなるほど面白い自律神経の話』から
『自律神経の性質』『不調を治していく方法』
をご紹介させて頂きます。

以下の3つ+αに分けて解説していきたいと
思います。
[1]自律神経とは何か
[2]自律神経の乱れによる不調
[3]自律神経を整えるコツ
[4]まとめ

では、それぞれ内容を見ていきましょう。

[1]自律神経とは何か

なぜだか体調が優れない、という時は
ないでしょうか。実はその不調は
『自律神経のバランスが崩れている』ことが原因
の可能性があります。

ここでは、そもそも『自律神経とは何か』を解説
していきます。

人の体には脳と体の各器官が信号のやり取りをする
道のようなものがあり、これを『神経』と
呼んでいます。

この神経は大きく2種類に分けることができます。
それは『中枢神経』『末梢神経』です。

大木に見立てると、幹の部分は中枢神経です。
枝葉の部分が末梢神経と分けることが出来ます。

中枢神経は脳から脊髄までをつないでいる神経の束
であり、中枢神経から全身に網目のように
張り巡らされているのが末梢神経です。

枝葉である末梢神経はさらに二つに分けることが
できます。

一つが手足などの筋肉を動かしたり体が感じた
感覚を伝える『体性神経』と言われる神経です。

もう一つが内臓や血管の働きをコントロールし、
体内環境を整える『自律神経』と言われる神経
です。

こちらは『自分の意思ではコントロールできない』
という特徴があります。

つまり自律神経とは心臓を動かしたり呼吸をしたり
食べ物を消化して栄養素吸収したりなど
『生命を維持するための機能を担っている神経』
といえます。

自律神経、自分の意思ではコントロールが
出来ませんがかなり重要そうですよね。

自律神経についてもう少し深掘りしていきますと
さらに自律神経は『交感神経』『副交感神経』
二つに分けることができます。

この二つの名前はなんとなく聞いたことがある方も
多いのではないでしょうか。

交感神経の役割とは、体をアクティブにさせる神経
といえます。車で言うところのアクセルのような
ものです。

交感神経が優位に働いていると血管が収縮し
心拍数と血圧が上昇し『体が興奮した状態』に
なります。

一方で副交感神経の役割はというと体をリラックス
させる神経です。車で言うところのブレーキの
ようなものです。

副交感神経が優位に働いていると血管が緩み
心拍数や血圧が低下し『体がリラックスした

状態』になります。

この二つの神経は1日の中で交互に優位性が
入れ替わりながら働いています。

このため日中は交感神経が優位になり、活発に活動
することができます。夜は副交感神経が優位になり
ゆっくりと休むことができるんですね。

私たちの体にはそんな仕組みがあったのかって
感じですよね。

ですが、この自律神経は不規則な生活習慣や怒りや
不安といったストレスによってバランスが崩れて
しまいます。

その結果、様々な不調を引き起こしてしまうことが
多いです。

自律神経とは何かがわかったところで次は
『自律神経の乱れにより起こる不調』を見て
いきたいと思います。

[2]自律神経の乱れによる不調

皆さんの中で謎の不調を抱えてる人は日頃ストレス
を感じてはいないでしょうか?

実はストレスを感じ続けていると自律神経の
バランスが狂ってしまい、様々な体調不良を
引き起こしてしまいます。

これは『交感神経が過剰に優位になってしまう』
からです。ずっとアクセルを踏みっぱなしの
空ぶかし状態と言えます。

具体的には怒りや不安などのストレスを感じて
いると交感神経が過剰に優位になってしまいます。

そうすると交感神経は血管を収縮させますので血管
が細くなり血流が悪くなってしまいます。

すると脳に酸素や栄養素を十分に送ることが
できなくなり、記憶力や判断力が低下し加えて内臓
の働きも悪くなっていきます。

消化や栄養の吸収が悪くなったり下痢や便秘に
なったりしてしまいます。さらには肌や髪爪などの
再生が遅くなり美容面での悪い影響も出てきて
しまいます。

その他にも
・頭痛
・めまい
・肩こり
・倦怠感
・冷え不眠
・やる気が出ない
・集中力の低下
・情緒不安定
など様々な不調を引き起こしてしまうことが
分かっています。
『ストレスがこんなにも体に悪い』とは
驚きですよね。

逆にずっとリラックスしていたり活動量が少ないと
副交感神経が過剰に優位になりすぎてしまいます。

そうするとやる気が起きなかったり、集中力が発揮
できなくなります。場合によっては花粉症などの
アレルギー症状が出たりしてしまうそうです。

つまり自律神経のバランスが崩れ、どちらかが優位
になりすぎてしまうと、この様な『謎の不調』
引き起こしてしまうということです。

さらに、加齢によりこの交感神経と副交感神経の
バランスの乱れは起こりやすくなる
そうです。

具体的には男性であれば30代から、女性であれば
40代
から副交感神経の働きが弱くなり、交感神経
が優位の状態が続きやすくなってしまいます。

そうなると体に酸素や栄養が十分に供給されなく
なってしまいます。

男性であれば特に体力や筋肉が衰え始めたりします
し、女性はめまいや動悸イライラといった
更年期特有の症状がこの時期から見え始めてきます。

残念ですが、加齢とともに自律神経の乱れは必ず
起きてしまうということなんですね。

ほうっておいたままでは、自律神経のバランスは
崩れていきます。では、どうすればこの自律神経を
整えることができるのでしょうか。

『意図的に自律神経を整えるコツ』を次で
紹介していきます。

[3]自律神経を整えるコツ

自律神経のバランスを整えるコツを
・生活習慣
・食生活
・メンタル
の三つの側面からこの章ではご紹介します。

生活習慣生活習慣を変えることで自律神経のバランスを
整えることが可能です。

おすすめなのは
・朝に太陽の光を浴びることと
・コップ一杯の水を飲むこと

です。

まずは朝起きたら日光を浴びるようにしましょう。
これは『体内時計をリセット』するために必要
です。自律神経も体内時計に沿って動いている
のですね。

体内時計により日中は交感神経が優位になり、夜は
副交感神経が優位に切り替わるのが自律神経の
正しいリズムと言えます。

人の体内時計は1日24時間よりも少しだけ長いのが
分っています。ということは体内時計をリセット
していかないとどんどんズレていってしまいます。

そこで日光を浴びることが効果的なんですね。
日光を浴びることで体内時計をリセットし自律神経
の乱れを修正することができるからです。

朝起きたら日光を浴びるようにしてみましょう。
さらに朝起きたらコップ一杯の水を飲むようにして
みましょう。

この朝のコップ一杯の水は副交感神経の働きが急激
に低下することを防ぐため
です。水を飲むことに
よって胃が刺激され副交感神経が高まると
されているからです

朝起きて会社行くためにバタバタと急いで準備を
したりしてしまうと副交感神経が急激に下がって
しまいます。

そうしてしまうと副交感神経は低浮上となり、
一日中興奮したりイライラした状態が続いて
しまいます。

例えば皆さん緊張する場面で水をいっぱい飲んで
緊張を和らげた経験はないでしょうか。

このように水を飲むことで自律神経のバランスを
保つことができます。

朝起きたら一度うがいをして口の中の雑菌を流して
コップ一杯の水を飲むようにしてみましょう。

食生活自律神経のバランスを整えるためには
『動物性タンパク質』を摂取するように
しましょう。

自律神経の原料はタンパク質です。良質な動物性
たんぱく質が自律神経の働きを高めます。

動物性タンパク質を意識的に摂取するようにして
みましょう。肉や魚卵などに動物性タンパク質が
含まれています。

注意点もあります。動物性の食品には脂肪も多く
含まれている場合が多いです。場合によっては
余分な脂肪が血液中で酸化してしまい、
腸内環境を悪化させてしまう場合があります。

それを防止するためにも酸化を防ぐ抗酸化成分を
含む食べ物と一緒に食べるようにしてみましょう。

例えば
・ベータカロテンを含むにんじん
・ビタミン c を含むレモン
・ビタミン e を含むかぼちゃ
・ポリフェノールを含むワイン
などの抗酸化成分を含む食材と一緒に食べるように
することで動物性タンパク質のデメリットを防ぐ
ことができます。

ですので動物性タンパク質と一緒に抗酸化成分を
含む食材を一緒に食べるようにしてみましょう。

メンタル自律神経を整えるためには瞑想や深呼吸をする
ようにしてみましょう。

深い呼吸により血流が良くなり副交感神経の働き
を高めてくれる
からです。

具体的には吸う息と吐く息のバランスを一定に
保ちながら呼吸するようにしてみましょう。

例えば3、4秒かけて鼻から息を吸い
6から8秒かけて口から息を吐きます。

ある実験ではこれを一日一回、3分行うことで
自律神経が徐々に整うという結果も出ている
そうです。

瞑想をする際には腹式呼吸を行うことで、より
副交感神経の働きを高めることができると
言われています。

副交感神経を優位に切り替え、スムーズに眠りに
つけるようにするために寝る前に腹式呼吸を意識
して瞑想することがお勧めです。

深呼吸や瞑想は何だかイライラしてるなーって
いう時や焦りを感じてしまっている時に行うよう
にしてみましょう。

[4]まとめ

自律神経とは『交感神経』と『副交感神経』の
二つに分類できます。それぞれが日々の生活の中で
バランスを取り合いながら生命を維持しています。

交感神経は体をアクティブにする神経です。
副交感神経は体をリラックスさせる神経です。

自律神経のバランスが崩れるとどういった不調が
起きるのかと言いますと、交感神経が優位になり
続けると血流が悪くなり脳や内臓に影響を
与えてしまいます。

一方で副交感神経が優位になり続けてしまうと
やる気の低下やアレルギー症状が出やすくなって
しまいます。

この両者のバランスを整えるのに『3つの案』を
出しました。

一つ目が生活習慣を変えることです。
朝に日光を浴びてコップ一杯の水を飲むように
してみましょう。

二つ目が食事です。
動物性タンパク質と抗酸化成分を含む食べ物を
食べるようにしてみましょう。

三つ目がメンタルです。
イライラしたり不安を感じている時は瞑想や
深呼吸を定期的に行うようにしてみましょう。

本日は小林弘幸さんの著書
『眠れなくなるほど面白い自律神経の話』という
本をご紹介させていただきました。

謎の不調に悩まされている方はぜひ参考に
してみてください。

では、最後までご覧いただき
ありがとうございました。

また次回☆ミ

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