『開き直るチカラ』を正しく発動する魔法の言葉

こんにちは。
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『いつもの日常に一瞬でもポジティブを』です。

人生楽しんだもの勝ち、ということで
ポジティブを少しでも提供出来たらうれしいです。

今日は
開き直るチカラを正しく発動する魔法の言葉
というテーマでお話しします。

『開き直る』ってあまりプラスなイメージを
持っていないですよね。

ここで触れる『開き直るチカラ』とはちょっと
個人的にはニュアンスが違うんですよね。

『開き直る』は、
起きた事象に対して何かするでもなく
全部水に流して心機一転、のイメージです。

一方、

『開き直るチカラ』は
起きてしまった事実を受け入れ、
次の一歩を踏み出すためのチカラ
という意味あいかな?って思っています。

魔法の言葉シリーズ、幾つめかな
ちょっと数えていないので、そのうちに
『まとめの記事』も作ろうかなって思います。
(ブログネタが浮かばない時に笑)

では、スタートです。

—————————————————————

開き直るには、やらかしがないと出来ない
ですよね。ということで、とある後輩の
『やらかし事案』を元に進めていきたいと
思います。

私は、今の職場に勤めて7年半になります。
いろいろな事があり、たくさんの人との出会いも
あり人間的に成長できたと思います。
今月末で他部署へ異動する辞令が出ました。

今年の2月に脳梗塞で人生ではじめての入院を
しました。幸いにも後遺症は何もなかったのですが
夜勤や車の運転は大事をとってNGとなり制限の中
で業務をしていたんですね。

車の運転も夜勤もない部署への異動が決まり、
このまま、何事もなく終わるといいなと思って
いたのですが先週、新人君が業務でとあるミスを
してしまいました。

うちの業務というか、業界全体で言われている
ことに『3つのHに気をつけろ』というものが
あります。

『Hがつく現場作業3つ』に事故が起こりやすい
という傾向が高いことから、注意喚起のために
そのようにいわれています。

業界は違えど、多少は通づるものがあると
思いますので共有しておきますね。

はじめての作業
変更をする作業
久しぶりの作業

この『はじめて、へんこう、ひさしぶり』は3Hと
言われています。今回、新人君がミスしたのも
この『はじめての作業』でした。

新人君なので基本的にほとんどの現場作業は
『はじめての作業』となります。

当然、私たちも『やらかしポイント』を事前に
説明して、時には事例なども交えながら
ツブしておくのですけど、今回のことは本人も
失念してしまっていたようです。

彼は今回と同じミスはもう、しないでしょうけど
これから入ってくる新人さんは同じことを
やりかねないので、注意喚起を貼るなどの再発防止
を行ないました。

ですが、これでは残念ですが全くのところ
『根本的な解決』にはなっていないんですよね。

今後にそなえて、対策防止のためその後輩と1on1
でちょっと今回の深堀りをしました。

用意したのはこの紙です、4象限の図を
書きました。

横軸に 防げるミス〜防げないミス
縦軸に 影響の大きいミス〜小さいミス

なぜ、これを用いたのかというと
『お互いの認識を可能な限りあわせるため』です。

開き直るチカラを発動させるには、
対話は必要不可欠です。その為には彼はどんな
認識なのかを合わせる必要があるんですね。

『今回の失敗はこの4象限のどこらへんに
 属していると思う?』

と尋ねると彼はここらへんに点を打ちました。

ふむふむ、なるほどなるほど。
ほとんど防げるミスで、影響はそこそこ高いという
認識なのね、となります。

あまり大差ない認識で良かったです。この左上以外
のところに点を打ったなら、もっと根本的な話が
必要になるところでした。

なぜ、そこに点を打ったのかをヒアリングして
防げると思うなら、あの時の自分に足りなかった
ことは何なのか、など思考を巡らせてもらいます。

長くなるので端折りますが、今回の1on1で私が1番
彼に対して望むのは、防げるミスを増やしていく
ことです。

4象限の縦軸を、もっとこのように右側に動かして
いくことです。

それを説明したうえで、開き直るチカラを
発動させる魔法の言葉を問いかけます。

『それじゃあ、今回の事を踏まえて
 これからどうしたら良いと思う?』

ミスを起こしてしまった事実は変わりません。
クヨクヨしていてもしょうがないので
リセットして一歩踏み出す気概が必要です。

とはいえ、何も今回のことから学び得ないのでは
ただの開き直りです。

自分で解決策を考えてもらうことが必要ですよね
頭ごなしにこうしろああしろと言うのは
簡単なんですけどね。

たぶん、それは長続きしないですし、自分で指示を
したのであれば、時折しっかりチェックも
しないといけないです。
正直なところ、めんどくさいですよね。

彼から出た何となくの漠然とした解決策に対して
それならこうしてみるのはどうだろう?
と具体的な対応にしていくのが私の仕事です。

ということで、開き直るチカラを正しく発動させる
ことで、改めて次の目標とどのようにそこへ向けて
進んでいくのか、を明確にしてあげましょう。

『それじゃあ、今回の事を踏まえて
 これからどうしたら良いと思う?』

です。

新人君も、今回の失敗を前向きに整理してくれたと
思います。しっかりとした対話は必要ですが、
大事なことであろうと思います。

もし、自分で自分を鼓舞するときにも、この言葉は
有効です。起こしてしまった失敗からは
得られることがたくさんあるはずです。

自分の成長へのステップとして前向きに踏みつけて
進んでいきましょう。

では、最後までご覧頂きありがとうございます。

また次回☆ミ

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