読書を投資と捉え、成果を爆上げする『レバレッジリーディング』要約レビュー

[1]はじめに

今回ご紹介する本は
100倍の利益を稼ぎ出すビジネス書
多読のすすめとも言える
『レバレッジリーディング』です。

著者は本田直之さん。
ご自身でコンサルティング会社の社長も務めており
少ない労力で多くの成果を上げるための
レバレッジマネジメントのアドバイスなどを
行っている方です。

読書の仕方を学べる本は数多くありますが、
この本の一番のポイントは
『読書をとことん投資として捉える』
ということです。

また、そもそも読書をしたいけど継続しないという
方もいると思います。

そんな要望や悩みを持つビジネスパーソンにとって
今回の記事は非常に参考になると思います。

速読でも、深読でもなく多読。一冊でも多く
読みなさい。
この本で進められているのは質と量で比べたら
圧倒的に『量』です。

どうやってそれを実現していく事が出来るのか
それをこれから見ていきたいと思います。

この記事の目次はこのようにしました。
[1]はじめに
[2]多読のすすめ

1.読書を推奨する理由
2.多読を推奨する理由
[3]読書は選書から始まっている
1.読書の目的を考える
2.情報を収集する
[4]本気で読むのは重要な部分だけ
1.本から得る目的を明確化する
2.読書に制限時間を設ける
3.本の全体を俯瞰する
4.これまでの工程を意識して読書をする
[5]重要なのは読み終えた後
[6]あとがき的なもの

それでは順に解説していきます。

[2]多読のすすめ

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本質となる、詳しい読書法などを解説する前に
この本でなぜ読書、多読が推奨されているのかを
簡単にお話していきます。

1.読書を推奨する理由

本の著者が
長い年月をかけて努力し、学び経験し
言語化したことを安価かつや時間をかけずに
学ぶことができるため
です。

実際にその人に会って話を聞こうとすると
かなりの手間がかかります。

また手間をかけたとしても実際に会って話を聞く
ことができないかもしれません。

その点、読書であれば本の代金はかかるものの
そこまで高額ではないです。

コンパクトにまとめられた内容を短い時間で
インプットすることができます。
非常に効率的な投資とも言えますね。

2.多読を推奨する理由

多読とは読んで字のごとく
『一冊でも多くの本を読む』ということです。

ここでお話するのは多読を推奨する理由です。
これは『情報のアップデートに対応するため』
と言えます。

インターネットの普及によって
ものすごく早く過ぎ去るものがあります。
それは『情報鮮度の劣化』です。

効率的に多くの本を読むことができるようになる
ことで最新の情報をキャッチアップする
目を養うことができその結果、ビジネスの幅が
広がります。

最初から最後まで理解して読むことも大切です。
ですが、これをすべての本でやっていては
時間がいくらあっても足りません。

お金だけではなく、私たちの時間も資産です。
効率的に情報をインプットできる多読は
今の時代に合った読書法と言えます。

[3]読書は『選書』から始まっている

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ここからは効率的な読書法について説明して
いきます。まずは読書する本を選定する作業、
『選書』についてお話します。

読書をすることにより新しい智識を手にし、
自己成長をする上で多読は非常に重要です。

先ほど読書は効率的な投資であるとお話しを
しました。読書を
『実際の投資と同じように考えること』
著者は推奨しています。

実際の投資でも投資対象を選定する際には
1.投資の目的を考え
2.情報を収集し
3.どの投資商品を買うかを考える

といった三つのステップで考えます。

選書も同じように考えることで効率的な投資、
すなわち効率的な読書につながるという
わけですね。

ステップごとにポイントを説明していきます。

1.読書の目的を考える

自分のキャリアアップや成長には何が必要なのか
を考えると自ずと読書によって何を得たいのか
ということも決まります。
そうした目的を設定した上で選書しましょう。

そうすることによって目的に沿った知識や情報を
蓄えようと意識が働くため、読書効率が非常に
高くなります。

著者の推奨は、知識を蓄えることに特化したもの
より経験に即した実践的な内容のものを選ぶこと
をオススメしています。

2.情報を収集する

情報収集をすること、ここで重要なことは
『自分以外の第三者の情報を参考にする』
いうことです。

自身の直感を大切にして本を選ぶのも
良いのですがそれでは見識が広がっていきません。

できるだけ客観的に本を紹介してくれるものに
目を通すようにすると良書との出会う確率が
あがる
はずです。

新聞や情報誌には書籍を紹介するコーナーも
ありますそのあたりを参考にしてみるのも
良いです。

本の内容を要約しているサービスや読むべき本
を紹介してくれるメールマガジンなども
あるようです。積極的に利用していきましょう。

3.どこで買うか考える

最後はどこで買うか考えることです。
選択肢は二つ。
書店などのリアル店舗で買うか
インターネットサイトで買うかです。

それぞれに良さがありますが、リアル店舗での
メリットはなんとなくコーナーを回って
受動的に本が選べることがありポップアップなど
から今の話題の本であったりが一目でわかり
参考になります。

一方インターネットサイトだとすでに購入が
決まっている本を買うのに向いています。
値引き対応などもAmazonならしている場合も
多く、決まっている本を買うのなら
インターネットサイトに分がありますね。

また購入した書籍を選んだ人が他に購入した本を
紹介してくれる『レコメンド機能』などを
利用すると新たな本との出会いがあります。

これらのどこで買うかを考えるときには
用途によって使い分けることがおすすめです。

また、著者は同じ分野の本を複数買ってみること
も推奨しています。

これは、知識の偏りを防ぐことや、どの本でも
強調されていることこそ、重要なのだ
ということ
に気付けるからです。

新しい分野での知見を広めたい場合は
最初は図解などのイメージが沸きやすいものから
入り、徐々に難しい専門知識が得られるものへと
段階を経ていくことが良いそうです。

[4]本気で読むのは重要な部分だけ

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次は具体的な本の読み方を解説します。
ここでは4つの工程に分けて読むのがポイント
です。順に説明していきます。

1.本から得る目的を明確化する
2.読書に制限時間を設ける
3.本の全体を俯瞰する
4.これまでの工程を意識して読書をする

順に見ていきたいと思います。

1.本から得る目的を明確化する

目の前の本からどんな事を吸収するのかを
念頭に置きながら読むことで読み方に
強弱をつけることができます。

自分に必要な所は熟読し、それ以外の部分は
斜め読みができるので重要なポイントと
そうでないところを意識して振り分ける
ことができます。

いきなり読み始めるのではなく、この本から
学びたいことは何なのか、それによって自分の
生活にどのような影響を与えるのか。

これらを明確にすることによって読書への
モチベーションも上がりますし、
必要のないところを切り捨てるという選択も
可能になります。

こうすることで、読書時間も大幅に削ることが
できます。

2.読書に制限時間を設ける

読書に制限時間を設けるもの有効です。
制限時間を設けることで余計な部分に時間を
割いてしまうことがなくなります。

ただ、惰性で大して面白くもない、生活や思考に
プラスの影響を与えることのない読書は
もはや投資とは言えず、時間の浪費です。

日本人には『もったいないの精神』が良き文化と
して連綿と伝え続けられていますが、
レバレッジリーディングの本質は
『読書を投資』と捉えることです。

得るものがないものに割く時間は非常に
もったいないです。2日間、2時間、などあらかじめ
費やす時間を決めて必要なところだけを
ピックアップして読みましょう。

3.本の全体を俯瞰する

読書が続かない人の典型例は一冊の本を
最初から最後までしっかり覚えようとして
結局最後まで読まずに挫折してしまう
ということです。

極論を言うと本は全部読まなくていいんです。
目的にそって重要な部分のみ目を通し、
短い時間でインプットすることを
心がけましょう。

全体を俯瞰するには目次で気になるところを
チェックしておくのをお勧めします。

ですが、大事なところを逃してしまうと
もったいないという考えも確かにありますよね。

有名な法則のひとつに『パレートの法則』
いうものがあります。

これは、別名『80:20の法則』とも言われ、
全体のうち重要なのは20%程度しかない
ということです。

具体的には、会社の業績のうち実際に売り上げを
あげているのは全体の20%の自社製品。

上位20%の優秀な営業マンの成果で会社の業績は
成り立っている、などということです。

目の前の本から学ぶべきは、あなたが気になる所
だけで十分
です。気にならなかったところは
バッサリと切り捨てるのも時には大事ですよね。

4.これまでの工程を意識して読書をする

これまで紹介した工程を意識することで
・強弱をつけて読むこと
・ポイントを絞って読むことが

できるようになっていると思います。

ただ単に読書をするよりも、より効率的に継続
して読書することができるようになります。

効率的に読書することができれば
より多くの本を読むことができ、多くの知識や
情報をインプットできますね。

より少ない労力で多くの成果を上げる
レバレッジリーディングのコツが理解できたの
ではないでしょうか。

[5]重要なのは読み終えた後

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ここまでは選書や本の読み方のコツを解説して
きました。

このレバレッジリーディングを実践する上で
最も重要なのはインプットしたことを
どうやってビジネスや日常生活に活かすのか
ということです。

これは多読によって得られた知識や情報を
習慣化することで実現することができます。

習慣化する方法はいくつかありますが、著者は
読書から得られたものについてメモにまとめ
それをいつでも目を通せるようにして
おくことが重要
だと言っています。

そのためところどころを折り込んだり、
気づきなどを書き込んだりして読み終える頃
にはボロボロになっていることも珍しく
ないそうです。

自分の中で習慣化できるまで繰り返しメモを
読み返すことで、行動を変えることが出来、
最終的には無意識に実践できるようになります。

ビジネスの場で使うことができるようになり
それをさらに磨き上げていくことができれば
読書という自己投資が何倍もの利益になって
返ってくることになります。

読書だけで終わらずそれを習慣化し、
実践に活かせるレベルになるまで鍛え抜いて
いきましょう。

[6]あとがき的なもの

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今回の記事では『レバレッジリーディング』
ビジネス書の効率的な読書法をご紹介しました。

現在ビジネス書は非常に多くの数が出版
されています。それを全て自分一人で読むことは
不可能に近いです。

また、一度、知識を情報として蓄えたとしても
インターネットの普及により情報の鮮度が劣化
するスピードが格段に速くなっているため、
常にアップデートをしていかなければなりません。

そのような状況下でビジネス書の読書を効率的に
行いたい人は多いと思いますよね。

では、ここまでの話をまとめます。

読書と多読を推奨する重要な理由は以下の2つ。
1.本の著者が努力して得てきたものを安価
  かつ短い時間で理解できる
2.新陳代謝が激しい情報のアップデートが
  できるため

具体的な読書法ですがここでは選書と読み方に
ついてご紹介しました。

選書は
1.読書の目的を持つ
2.情報収集をすること
3.どこで買うかを考える

これらを通し自分にとっての良書に出会える確率を
上げることができます

読み方は
1.目的を明確化すること
2.制限時間を設けること
3.本の全体を俯瞰すること
4.この三つを意識して読書すること

この四つの工程で成り立っています。

またそれらを通すことで読書効率を上げること
ができます。

最後は実際にビジネスで活かすための方法を
解説しました。

多読で得た知識を活用することが最も重要です。
本から得られたものをメモにし、いつでも
目を通せるようにしておくことが重要です。

そうすることで習慣化することが出来、ビジネス
の現場で無意識に実践することができるように
なります。

読書という自己投資が実際のビジネスを通して
何倍もの利益を生み出してくれるようになります。

多読を活用した効率的な読書を通し、
読書という自己投資が何倍もの利益となって
あなたへ返ってくることを願ってこの記事を
終わりにしたいと思います。

ここでは話せなかったたくさんの
実践的なポイントがちりばめられています。

ぜひ、本書を手に取ってこれからの読書に
よって得られる可能性を広げていってください。

では、最後までご覧いただき
ありがとうございました。

また次回☆ミ

書籍レビューのまとめはこちら

管理人について

神奈川県に在住している40代のサラリーマンです。
妻。子供、2匹のチワワと平凡に暮らしています。

2020年2月に脳梗塞を患い入院生活を送るも
幸いにも後遺症は残りませんでした。

今後の健康維持のために始めたのは踏み台昇降です。
この運動をしながらYoutubeを見て学んだ事を
アウトプットをしているブログになります。

このブログについて

雑記のまとめ記事はこちら

『SDGs』を簡単に説明してみたお話

こんにちは。
お立ち寄り頂いてありがとうございます。
あなたとの出会いに心から感謝します。

このブログのコンセプトは
『いつもの日常に一瞬でもポジティブを』です。

人生楽しんだもの勝ち、ということで

ポジティブを少しでも提供出来たらうれしいです。

今回は世界で話題となっている『SDGs』と
いうものを解説したいと思います。

では、スタートです。

—————————————————————-

今回はこのSDGs(エス・ディー・ジーズ)について
二つのパートに分けて説明していきたいと
思います。

1.SDGsの概要
2.企業がSDGsに取り組むべき理由

です。

この記事から少しでもSDGsの関心を持って
いただけたら嬉しく思います。

1.SDGsの概要

まずはSDGsの概要から説明していきます。
SDGsとは
『Sustainable Development Goals』
サステイナブル デベロップメント ゴールズ
の略です。これを日本語に訳すと
『持続可能な開発目標』という意味になります。

2015年9月ニューヨークの国連本部で行われた
国連サミットで採択された
『世界一丸となって達成を目指す
2016年から2030年までの国際目標のこと』
を表しています。

こちらの画像を目にしたことがある方も
多いかもしれませんね。

SDGsには17の目標があり主に貧困や気候変動
そして人種やジェンダーに関する差別などの
問題に対する目標が掲げられております。

この目標を見ていただけると分かる通り、この
17の目標に無縁の人は地球上に一人もいない
いうことが分かります。

世界共通の17の目標であるということが
分かるんですね。

ではそもそも『持続可能な開発』とは
どういう意味なのでしょうか
持続可能な開発とは
『将来の世代のニーズに応える能力を
 損ねることなく現代の世代のニーズを
 満たす開発』
と定義されます。

つまり今だけでなく子供や孫と言った先の世代まで
考えた開発が必要であるということです。

そして持続可能な開発については
『三つの要素の調和』が求められます。

・経済活動を通じて富谷価値を生み出す
 経済開発
・社会的に弱い立場の人の人権を尊重する
 社会的包摂(しゃかいてきほうせつ)
・環境保護

です。
ではそもそもSDGsになぜ取り組む必要が
あるのでしょうか?

人間が環境保護や人権を考慮せずに利益を追求し
続ければ世界は終わってしまいます。

例えば利益のみを考えて森林を伐採していたら
環境破壊され、生物の多様性はなくなり
自然の恵みを受けることができなくなって
しまいます。

自分たちさえ良ければ良いという考えが
結果的に自分の首を絞めることになります。

つまりSDGsは人類全てが協力して達成して
いかなければいけない目標であるということ
なんですね。

またSDGsにおける日本の位置づけというのは
これは2019年の調査なんですが、
日本は162か国中15位という順位が出ております。

さらに目標別達成状況を見てみると17の目標の
うち、二つだけは目標水準を超えています。

その二つとは
4つ目の『質の高い教育をみんなに』
9つ目の『産業と技術革新の基盤をつくろう』
この二つです。

この結果から見ましても2030年に向けた
SDGsの達成にはほど遠い状況であると言えます。

以上がSDGsの概要となります。

2.企業がSDGsに取り組むべき理由

続いて企業が SDGs に取り組むべき理由について
説明します。

日本の企業は地方を中心に大幅に減少していく
ことが見込まれております。

そして今後もどんどん環境も変化していくことが
考えられます。

一昔前の1990年代では地球温暖化などの環境意識
の高まりから環境保護の取り組みが推奨
されていました。


その後はCSRという企業の社会的責任が重視されて
おりました。

今後はそれにあたるものとしてSDGsが
当たり前のものになってくると思われます。

つまりSDGsに今後取り組まなければ
時代の要請に応えていないとみなされて
時代に取り残されることになります。

従ってSDGsと企業の持続可能性は密接に
関わってくるということがわかります。

またSDGsのメリットとしては企業のイメージ向上
や社会課題の向上だけありません。

今後はSDGsへの対応自体がビジネスの取引要件と
なる可能性もあり生存戦略ともなり得ます。

さらに地域の連携や新しい取引先ができたり
新しいイノベーションが生まれるなどといった
新たな事業機会の喪失が見込まれます。

以上が、SDGsの概要と企業がSDGsに取り組んで
いくべき理由を簡単に説明させていただきました。

コロナウィルスの影響などもあって当初の予定通り
うまくいくとは限りませんが、SDGsというのは
地球上のすべての人が考えていくべき
重要な取組みなので一人一人が少しずつでも
世界が良くなるように考えていくことが
重要であると思います。

では、最後までご覧いただき
ありがとうございました。

また次回☆ミ

管理人について神奈川県に在住している40代のサラリーマンです。
妻。子供、2匹のチワワと平凡に暮らしています。

2020年2月に脳梗塞を患い入院生活を送るも
幸いにも後遺症は残りませんでした。

今後の健康維持のために始めたのは踏み台昇降です。
この運動をしながらYoutubeを見て学んだ事を
アウトプットをしているブログになります。

このブログについて

雑記のまとめ記事はこちら

『チームワーク』と『納得』の話

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こんにちは。
お立ち寄り頂いてありがとうございます。
あなたとの出会いに心から感謝します。

このブログのコンセプトは
『いつもの日常に一瞬でもポジティブを』です。

人生楽しんだもの勝ち、ということで
ポジティブを少しでも提供出来たらうれしいです。

今日は 『チームワーク』と『納得』
というテーマでお話したいと思います

では、スタートです。

—————————————————————–

私は9月から新しい職場での業務をスタート
しました。

先日の記事でも書いたのですけれど、体調の不調を
起こしたことが原因で9月から職場が変わりました。

この記事は着任二日目の帰りの電車の中で
書いてます。

初日は何が何だかわからなかったのですけれど
今日は少しはお役に立てた感があります。
新しいことをやるのは新鮮で時間が経つのも早い
のでいいですよね。

前の職場と業務内容はまるっきり違うのですけど
確認しなきゃいけないポイントとかって何気に
通じるものがあります。

まだやれることはもちろん皆さんと比べれば
ごくわずかなものです。それでも自分の役割は
こなせるように最大限を尽くしてやっています。

前の現場よりも規模は3倍くらいの人が関わって
いるので、おのずと『チームワーク』が
大事になります。

チームワークという形のないものは
いったい何なのでしょう。
私はこれには明確な答えがあります。

今からもうずいぶん前ですが、新入社員の時に
先輩に初めて怒られたのはこの『チームワーク』
いうものに対してです。

その時は著しく周りのペースを乱してしまった私は
失意のズンドコでした。これでも、自分で言うのは
イタいですけど新入社員の中では『1番デキる子』
だったんですよ

それが、いざ現場に出てみると時給850円の男の子
に完敗だったんですね。

そこで、先輩に聞かれたのが
『お前にとってのチームワークって何?』でした。
『助け合いとかですかね?』みたいな答えを私は
答えたと思います。

それに対して先輩の指摘に私は大きく世界を
変えられました。

『そのチームワークは学生生活まで
 これからは自分の役割は自分でこなし切る
 そういう人達が集まった結果に生まれるのが
 チームワーク』
ということでした。

ずっとこの言葉は心のどこかに残っています。
自分の役割を自分でこなし切る、たしかに
成果を最大限に産むのは助け合いではないですね。

そのために時には
『納得することにこだわらない』ということも
必要になる時もあると思います。

行動をするには何事も納得してからでないと
出来ない、という人もいらっしゃいます。
論理的思考の方なのだと思うのですけど。

『チームワークで成果を最大限にあげる』ことと
『自分が納得出来ている』のかどうか。

これにどちらもYESであるなら、それは素晴らしい
ことです。きっと正しいベクトルでエネルギーを
一点集中に出来ると思います。

ですが、時にはこのどちらかがYESである場合も
やはりあると思うんですね。むしろそのケース
の方が圧倒的に多いかもしれないです。

優先すべきはチームワークであると思います。
そんな時は恐れずに、
納得しなくても踏み出してみることです。

以前はシステムの中の歯車のひとつとして
機能すれば私たちは良かったのかもしれません。
ですがこれからはそんなことは言っていられない
ですよね。

自分にしか持てない価値を最大限に
高めていくことってやはり大事なのでは
ないでしょうか。

自分の納得の世界の外側に足を踏み込むから
こそ得られるものが必ずあります。

納得した世界からものごとを見ると、些細な
ことには気づけないことが往々にしてあります。

好奇心を殺してしまうという側面が
納得には少なからずあると思います。

と、いうことで
やるべきミッションを明確に出来たのなら
納得することにこだわらずに、とりあえずは
飛び込んでみるのもオススメです。

では、最後までご覧いただき
ありがとうございました。

また次回☆ミ