【完全保存版】記憶に定着させるコーチングの鉄則5選

こんにちは。
お立ち寄り頂いてありがとうございます。
あなたとの出会いに心から感謝します。

このブログのコンセプトは
『いつもの日常に一瞬でもポジティブを』です。

人生楽しんだもの勝ち、ということで
ポジティブを少しでも提供出来たらうれしいです。

今日は
人にものを教えるときに気を付けるとプラスに
作用すること

をテーマにお話します。

これは普段、私が後輩たちにものを教えるときに
気を付けるようにしていることです。

これまで、幾度かのトライ&エラーを繰り返し
『これが今のところ、みんなの定着率が良いな』
と思ったことの共有になります。

では、スタートです。

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始めに、今回のお話は『1対多』ではなく
・教える側は自分だけ
・教わる方はせいぜい同時に2~3人くらい

を想定しています。

大勢に向けてコーチングするのと少人数に絞って
行うのとでは、恐らく抑えるべきポイントも
変わってくると思いますし、今のところ1対多での
コーチングの経験はないのでご了承ください。

きっといくつかはそのまま応用できるのではないか
とは思いますけれど。

ポイントとしては5つ。そのまま目次としました。

[1]話す前に何を話すのか筋道を立てる
[2]ゴールを明確に宣言する
[3]要所には魔法の言葉+αを使う
[4]自分の言葉でアウトプットさせる
[5]一番大事だと思う事

これらの事を意識するだけで、相手が得る学びの質
は格段にあがります。

これは、やっていない時と比べると絶対に、です。

少人数に対してコーチングをするときには
ぜひ、これからお話することを取り入れて
実践してみてください。
では、順に話していきます。

[1]話す前に何を話すのか筋道を立てる

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おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは
川に洗濯に...

と、何の準備もなしにいきなり話し始めるのと
『これから桃太郎について話します』
と宣言するのと、聞き手はどちらがよりイメージが
わきやすいか、これは比べるまでもないと思います。

文章を見るにしても大抵は『目次』『見出し』
ありますよね。

これと同じことを話し始める前に行います。

今日話す内容はコレとソレで、こういう背景が
過去にあって、その結果に現在はこういう風に
なっています。

というような『あらすじ』を先に話しておきます。 
聞き手からすると

『あぁ、これから〇〇について話してくれるのね』

と自然となり、ある程度の筋道を自分でイメージ
することが出来ます。

思考力の高い人ですと、この状態からもう一歩
踏み込んで、この時に湧き出たイメージと
この先の話しでズレが生じた際にそれが疑問と
なることもあります。

これは、ただ話を聞いてもらうのも悪くはないです
事前に見出しを頭の中に与えることによって
より思考をさせるという効果が期待できます。

メリットがあって、デメリットがない始め方が、
『これから何の話をするのか聞いてもらう』という
ことです。

次の項目とセットでぜひ活用してください。

[2]ゴールを明確に宣言する

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人に何かの説明をするときは、全員の時間を
消費して一堂に介して行うことになります。

どうせなら、
より有意義なものにしていきたいですよね。
そのために必要なのがこの
『ゴールを明確に宣言する』です。

使い方としては
『今日は〇〇について話をします。そして、
 △△が出来るようになってもらいます
 それが今日、目指すゴールです』
このような使い方をします。

こうして初めに自分が相手に何を望んでいるのか
を宣言することでこの先の時間をどのように
過ごすべきなのか、がより鮮明にイメージされます。

これがなされないまま、漠然と話を聞くだけなのか
自分はどのようにならないといけないのか
このイメージがあるのとないのとでは、この後に
得る学びに大きな差が生まれるのは必然です。

[3]要所には魔法の言葉+αを使う

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何かを教えるために時間を割いてコーチングを
しています。だとしたらやっぱりひとつでも多く
のことを覚えてほしいですよね。

その時に使うのが『魔法の言葉+α』です。
まず、『魔法の言葉』から行きますね。
その言葉とは

『ここは大事だから特に集中して聞いて
 欲しいんだけど』

です。

この後に伝えたい大事なポイントを続けます。
学校でテスト前に『ここ、テストに出ます』って
言われると集中して聞きますよね。

特に、最初に『今日のゴールを伝えている』という
ことで否が応にもここは覚えなくちゃとなります。

『+α』の要素としては、この魔法の言葉を使って
伝える時には絵を描いてさらに理解を深める等の
『動きのある動作を見せながら説明する』
いうことです。

説明をするのにも抑揚が必要です。
特に覚えてもらいたいポイントについては動きも
含めて覚えてもらうことで、より記憶に定着します。

魔法の言葉は多用出来ないので、絶対に抑えて
ほしいポイントで使う様にしてください。

各見出しに対してひとつずつくらいが
限度かな、という印象です。

[4]自分の言葉でアウトプットをさせる

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人の記憶の定着率はとても残酷です。
エビングハウスの忘却曲線というものがあります。
以前の記事で使ったものがありますので
貼っておきます。

人は今日覚えたことも明日には約7割は
忘れてしまいます。これは頭が良いとか悪いとか、
そういう問題ではなく『脳はそういう仕組み』
である、ということです。

だとしたら教えてもムダなのか?と思いますが
忘却の彼方へ消える前に『復習』をすることで
この問題は回避できます。

思い出すのに一番しっくりくる文章は
『自分で書いた文章』です。

自分の呼吸で書き、自分の呼吸で句読点をうち
自分が覚えやすいように修飾された文章が
誰が書いたものよりも一番しっくりくるはずです。

アウトプットをさせるのはとても大事なことで
あるのは説明の余地はないかと思いますが、
アウトプットをすることを前提にインプット
してもらうことがさらに良い記憶の定着になります。

[5]1番大事だと思うこと

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ここまでで十分に以前よりも、より記憶に定着する
コーチングが出来るようになったと思います。

最後にコーチングをする際に一番、私が大事に
していることをお伝えします。

これがあざとくなく出来ると、とても良い関係が
今後も続いていくと思います。

それは
「以前出来ていなくて今は出来るように
 なったことをホメる」

です。これは
・成長出来ていることを認識させつつ
・しっかり見ているということも伝えられ
・承認欲求も満たしてあげられる
という、最高の褒め方です。

もし自分が、
『これまでプログラム組むのに苦戦して2時間は
 かかっていたけど、今では半分の時間で
 出来るようになったね』
こんな事を言われたら普通に嬉しくないですか?

人は誰しも誰かの役に立てるなら
立ちたいという気持ちが心の奥底に
必ずあります。

認めてあげられることで、その気持ちを
フォローすることにもなりますし
Win-Winですよね。

では、最後に今日のまとめです。

コーチングをする時にはこれらを気をつけて
いきましょう。
[1]話す前に何を話すのか筋道を立てる
[2]ゴールを明確に宣言する
[3]ここは大事だから特に集中して聞いて
  欲しいんだけど+動きを持たせる教え方

  で定着させる
[4]自分の言葉でアウトプットをしてもらい
  忘れないように都度確認してもらう
[5]成長出来ているということを認識

  してもらいしっかり褒める

以上です。
頭の片隅において頂いて、ぜひ実践してください。

では、最後までご覧いただき
ありがとうございます。

また次回☆ミ

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