ホリエモン節全快 令和の時代を生き残る人間力とは? 多動力 考察まとめ

多動力 ホリエモン 堀江貴文

突然ですが、私は毎日、踏み台昇降を最低でも1時間やってます。
今は累計100万歩という目標をかかげ、毎日少しづつですがふみふみしています。

やりながら毎週テーマを決めてYoutubeの動画を見ながら勉強しています。
今日はそんな中勉強した大ベストセラー 堀江貴文著 多動力 についてまとめた記事をアップしました。

結論として、
この多動力は令和を主体的に生き抜いていくには圧倒的に必須のスキルでした。

その理由をこれから話していきますが、以下の項目に順序立ててお伝えします。

  • これからの時代の考察
  • 令和の時代に求められる人材とは?
  • 多動力の身に着け方
  • 成果主義よりも完了主義
  • 原液を生み出せ!

おそらく3分~5分で読んだ気になるはずです。では、スタートです。

これからの時代の考察

今後先、私たちを待ち受ける社会はどのような様相なのでしょうか?
本書でホリエモンはインターネットの普及によってこれまで各産業を住み分けていたもの、いわゆる『縦の壁』が溶けると述べています。

というか、実際にこれはもう始まっています。

どういうことかというと、インターネットの普及によりこれまでネットに繋がらなかったものが繋がるようになります。
車や家電やインテリアなんかにも、それはもう「ありとあらゆるもの」がインターネットにつながることになります。
(今騒がれている5GやIoTなどはここに大きく関連しています)

車がインターネットにつながるとどうなると思いますか?
自動運転が可能になる等は容易に想像できますよね。
あくまで一例ですが、自動運転を実現させるには地図情報が必要だったりします。

そうすると、車を作って売っていた会社はこの地図情報という分野について
トップで走り続けていたわけではありません。これまで想定すらされていなかった競合が新しい脅威となりえる時代に突入していきます。社会はより便利に、住みよい社会を追い求めるのでこれはもう偶然ではなく必然です。

例えば、GoogleMAPを擁したGoogleが自社で車を作るようになるかもしれません。近未来的に、ひょっとしたらもはや車という形ではなく、安全性能が高まったソファーでよくなるかもしれないんです。
にわかに信じられないですが、TOYOTAの競合がニトリになったりも可能性はゼロではありません。

車業界内だけで終わっていた生産から販売、その後のアフターフォローへ
他業種の参入が容易に想像できますよね?
もしくは競合ではなくビジネスパートナーとなる事も想像できます。

この現象を『縦の壁が溶ける』と表現しています。

令和の時代に求められる人材とは?

これまで、日本ではひとつの事をコツコツと長年積み上げてこそ1人前という風潮がありました。お寿司屋さんはまさにそれにあたりますよね。
ホリエモンはこうした何年も修行を積んで技術を磨くなんて時間のムダだ、
と一蹴しています。

たしかに、今の時代は調べれば大抵のことはネットで出てきます。
おいしい魚のさばき方とか、きれいなツボの作り方etc

これからの時代はひとつの事よりも一定レベルで複数のことをこなすことが出来る、そういった人間力が必ず必要になってくる、この人間力こそ多動力だと言っています。

具体的には、肩書は複数もっているといい とも言っています。
たとえそれが仮に100人に一人の肩書でも、それが3つ合わされば
1万人にひとり位の貴重な人材になれる ということです。

他業種の肩書をもっているからこそ、縦の溶けた壁をぴょんと飛び越えていける越境者となりえるのだと話しています。そういう人へのニーズは今後強まっていくのだと思います。

多動力の身に着け方

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では、どうしたらこの多動力を身に着けることが出来るのか、その唯一の方法をホリエモンは端的にこう表現しています。

『猿のように没頭し、ハトのように飽きよ』

具体的には、10000時間もひとつの事に没頭すれば誰でも100人に1人の人材になれる、との事。
10000時間費やしたら何年かかるんだよ、というツッコミはとりあえず横へ置いておいてください。

とても重要なのは、この『没頭する』ということです。
何事も手広く手当たり次第に、とにかくチャレンジしてすぐハトのように飽きるのは多動力とは言えません。そこに没頭がなければ多動力はレベルアップしません。

経験の浅い肩書を手に入れたとしても 5人に1人くらいのものであれば
3つ掛け合わせてもせいぜい100人に1人レベル止まりです。
しかもそのようなフワフワとした経験などすぐに追い抜かれ、埋没してしまうことでしょう。

それをやるのが何より楽しい!と自分を高めて結果を出したら次へ
これを複数こなしていくのが大事なのだと言っています。

成果主義よりも完了主義

何事も終わらせていくこと、目の前にあるワークはどんどん終わらせていく。成果主義より完了主義を重視せよ、ということも話しています。
例えばですが、5年もの間、練りに練ってとあるイベントを成功させたとします。

一方、毎年イベントを実施しその失敗体験、成功体験を積み重ねた方が
同じ5年後に行われるイベントは天と地ほどの差が生まれているはず、との事です。たしかにこれは納得できますよね。

多動力を発揮するためには24時間を自分の事だけにフル活用することがコツ、との事で経理清算を自分でするサラリーマンは出世しない、とも言っています。

ちょっと言葉が悪いですけど、要は「ワクワクしないこと」に
自分の時間を使うのは24時間しかない我々にとってあまりに非効率的だと
いうことです。

人に任せられることはどんどん人に任せて、その空いた時間は
自分が没頭できることに費やすべき ということですね。

新幹線で移動中、前の座席の人にシートを倒していいかを尋ねられ
自分の時間を奪うな!ってガチ切れしたこともあるとかないとか
まぁ、ありえそうな気はします。

原液を生み出せ!

あるべき姿として、ホリエモンは「原液をつくる側」になれ、とも言っています。世の中にはこの、ごく少数の「原液をつくる側」の人とそれを広める「原液を薄める側」の人がいる、と主張しているのです。

言い換えれば、ゼロから1を生み出せるような人間こそがこれからの時代を引っ張っていける人間だと言っています。

何かと何かを掛け合わせこれまでになかった何かを生み出す、その発想やインスピレーションは多動力によって多くのことに没頭した人により備わる可能性が高いのです。

以上、多動力の解説動画をいくつか見て有益だったものを
纏めた考察になります。

これからの時代に多動力は必要だと思えますよね
さすがベストセラーであるだけはあります。

あとがき的なもの

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今回、勉強してみてその内容に深い感銘をうけたのはもちろんですが、私が一番驚いたことがあります。それは

え?執筆してないの?
一文字も!?

でした。実はこの多動力という書籍こそホリエモンの多動力を総動員し書かれています。実は、1文字も執筆していないそうです。
何時間ものインタビューを編集者の箕輪さんがライターさんへ執筆依頼をし
この形にして世に送り出したそうですよ。

やっぱり多動力ってすげぇ

幻冬舎の編集者、箕輪さんもこの1冊を世に送り出すことで
神編集者の仲間入りとなりました。
箕輪さんの書籍 「死ぬこと以外かすり傷」私も読みましたけど
インスピレーションを与えられた、とても有意義な一冊でしたよ。

多動力を世に送り出した後に執筆したのがこの『死ぬこと以外かすり傷』です。堀江イズムを全て吸収した箕輪さんの最高傑作、面白くないワケないですよねAmazonのレビューでも★★★★☆ です。

死ぬこと以外かすり傷 箕輪厚介

では、また☆

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